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夫婦心中か 千葉市で男女遺体 そばに血の付いた刃物

千葉日報オンライン 6月3日(金)17時6分配信

 2日午前11時半ごろ、千葉市中央区赤井町の民家で、この家に住む無職、綱島淳さん(72)と妻で無職、アツ子さん(65)が死亡しているのを、通報で駆け付けた千葉中央署員が発見した。遺体にはいずれも刺し傷があり、室内から血の付いた刃物が見つかった。同署は現場の状況などから2人が心中を図った可能性もあるとみて調べている。

 同署によると、遺体は平屋建て住宅の同じ部屋の中で見つかり、別々の布団の上で綱島さんはあおむけに、アツ子さんはうつぶせに倒れていた。遺体のそばに血の付いた刃物が落ちており、遺書などは見つかっていない。

 同日午前11時ごろ、訪れたヘルパー女性が家の外から声を掛けたが返答がなく、室内をのぞいて倒れている綱島さんを見つけた。女性は毎週月、木曜日にこの家を訪れて買い物などの生活支援をしていた。2人は病気で通院を続けていたという。

 綱島さん宅の向かいに住む無職女性(72)は「以前から2人とも具合が悪いと聞いていた。奥さんが入退院を繰り返していて、2人でタクシーでよく病院に通っていた」。近所に住む無職女性(76)も2人の体調が悪かったことを聞いていたといい「2人で近所を散歩しているのをよく見かけていて、仲が良い夫婦だと思っていた。おととい(31日)の午後1時15分ごろに旦那さんが部屋から外を眺めているのを見かけたので、それまでは元気だったと思う。昨日から2人の姿を見ていなかった」と、驚いた様子で話した。

 現場はJR蘇我駅から南東に約2キロの畑などが混在する住宅街。

最終更新:6月3日(金)17時6分

千葉日報オンライン