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生活保護費、141万支給漏れ 銚子、職員の職務怠慢

千葉日報オンライン 6月3日(金)17時11分配信

 千葉県銚子市は1日、生活保護業務担当の男性職員(28)の職務怠慢で生活保護費約141万円が未支給になっていたと発表した。うち約53万円は支給が完了していない。必要な決裁を得ず支給するなど不適切な事務処理を行った疑いもあり、市は処分を検討している。

 市社会福祉課によると、支給漏れがあったのは、2014年9月~今年4月のグループホーム家賃など9人分の約151万円。15年に約10万円の過支給があり、差し引き約141万円が未支給だった。うち4人分の約53万円は支給が完了していない。

 今年2月ごろ、担当職員が代わり発覚。事務遅延を取り繕うためシステムの情報を書き換えたほか、上司の印鑑も無断使用していたという。男性職員は13年4月から同課に勤務。市に対し「新たな事業の準備で業務が膨大になり、事務処理を怠り後回しにした。大変なことをしてしまった」などと話しているという。

 市は今後9人に謝罪し、未支給分を全額支払う方針。越川信一市長は「被保護者はじめ市民、関係者におわび申し上げる。再発防止策を徹底し、信頼回復へ努力したい」とコメントした。

最終更新:6月3日(金)17時11分

千葉日報オンライン