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新生X4、進化したパフォーマンスで魅了 全国ツアー23カ所駆け抜ける/ライブレポート

MusicVoice 6月3日(金)17時10分配信

 YUYA(松下優也)擁するダンスボーカルグループのX4が、新メンバーSHOTAとJUKIYAを加えての新体制でリリースした最新シングル「Party Up!!」を引っ提げて全国23カ所でグループ最大規模のツアー『X4 LIVE TOUR 2016 -Party Up!!-』を実施。そのセミファイナルとなる東京公演が先月24日、東京・青海のZepp DiverCity(TOKYO)でおこなわれた。

 X4は2015年に、俳優としても活動するYUYA(松下優也)を中心に結成され、“歌って踊って喋れる脅威のパーフェクトユニット”として活躍。今年2月には新メンバーSHOTAとJUKIYAが加入して5人体制となった。今回のセミファイナルは、1stアルバム『Funk,Dunk,Punk』の発売日であり、ツアー最終日である5月25日を前日に控えてもの。

 メジャーデビューから急成長を見せている彼ら。新体制となったX4のエンターテイメント・ショーは一体どのような進化を遂げたのだろうか。

■序盤から沸騰、X4ライブスタート!

 オープニングアクトは「パッション!テンション!最高潮!」が合い言葉のDREAM MAKERが登場。メンバー5人のつかみバッチリのテンションで、爽やかにZepp DiverCityを盛り上げる。初っぱなからタオルをブン回すほどの熱気を集め「パッション!テンション!最高潮!」という言葉どおりのDREAM MAKERのテンションに会場の温まり具合は文句無しだ。

 レーザークロスの光が反射し、Zepp DiverCity中が“X”を形どった光線で四方八方に刺さりまくる中、最新シングル曲ながらすでに“ライブのキラーチューン”となっている「Party Up!!」がライブ一発目。X4エンターテイメント・ショーの幕が開かれた。

 新たにSHOTAとJUKIYAが加わったステージングは、“もともと5人グループ”とも思わせてしまう程だ。それぞれクッキリと色とキャラが分かれたX4メンバーの歌とダンスは、グループとしてシンクロし「Fire」、「Bang A Gong」と立て続けにアッパーソングを披露。“新生X4”の圧倒感を見せつけてくれた。

 ロングツアーもファイナル目前の22本目。さすがの仕上がりとテンションで、オーディエンスは序盤からがっつり沸騰している。いきなりこんなに飛ばして大丈夫だろうか。X4のライブショーはこれからが本番だ。

■ロケットスタートからのほっこりMC

 X4のライブのお楽しみといえば、ボーカル&ダンスショーはもちろんの事だが、この“ほっこりとするMCタイム”は欠かせない。トークはYUYAの本公演への意気込みから、新メンバーのSHOTAとJUKIYAの真面目なコメントへ。

 「今日は忘れられない夜にしましょう」とSHOTA、そして、JUKIYAが「今日は一緒に楽しい思い出をつくりましょう」と続くが、やはりKODAIがチャチャを入れ、T-MAXの“天然”が炸裂する。真面目にまとめる体でオイシイ所をかっさらうYUYA。これはもう、キレイに決まると思いきや何をどうイジってもトークを面白くしてしまうというX4の“宿命”なのだろうか。

■必殺バラードからダンスコーナーへ

 うっとりと美しい楽曲「Snow Flakes」へとライブは進み、Zepp DiverCityは淡く清涼な空間に。超マジモードで圧倒的な歌唱力を披露するYUYA。先程のMCでのほっこり空気はどこへやら、この強烈なギャップもまたX4の魅力の一つなのだ。

 そしてX4の“ボーカルの潜在力”を更に表面化させたのは「IDKYN」でのアカペラ・ショーだ。JUKIYAがボイスパーカッションでビートを走らせ、メンバー五重奏のハーモニーが力強く、美しく、どこまでも響きわたる。その空気を繋いで「みんな、身体を揺らしていきましょう!」と誘うKODAIの合図と共に、メロウなR&Bサウンドが染みわたる。色気しっとりのエロティックな空気からショーは「obsession」のディープなドラッギーサウンドへと流れ、会場は知らぬ間に再びテンションを上げられていた。

 起爆のスイッチが整った所で空気は一変、JUKIYAがセンターに立ち「ダンスショー」の始まりだ。大歓声、ダブステップ、HIP HOPビートが轟く中で、YUYA、KODAI、T-MAX、SHOTA、JUKIYAのダンスソロ回しが展開され、その華麗な姿でリズミカルにオーディエンスを魅了した。

■新曲「薬指」からX4の始まりの曲へ

 「どこの会場でも盛り上がってたんだけど、今日はそれをギュッとした感じ!」とYUYAは本日のハイボルテージっぷりを言葉でもみんなと共有した。そして今日は1stアルバム『Funk,Dunk,Punk』の発売日前日となっている事を前置きとして、KODAIの「大切な人を頭に思い浮かべて聴いてください」という想いと共に、新曲の「薬指」へとゆっくりと移り、会場はアコースティックギターの音色とYUYA&KODAIのハーモニーに聴き入った。

 YUYAは余韻を残しつつ「僕達の始まりはあの曲」と切り出した。そう、“X4の初期衝動”とも言える「Killing Me」がここで来る。1st SINGLEの「Killing Me」から「MONSTER」と続き、ここで最高潮に。“見せ場の持っていき方”が秀逸なニクい点、さらにこの後は新曲もゴロゴロとセットされているという用意周到なエンターテイメントショー・メイク。これもまたX4の魅力の一つである。

■新アルバム『Funk,Dunk,Punk』から新曲を次々とお披露目

 ライブも終盤、お待ちかねのフレッシュ・チューン「Dive into your love」、「Rainbow Road」と新曲を連続で並べ、ファンはX4のパーフェクトなエンターテイメント・ショーに打ちのめされたように楽しんでいる。楽曲「声にしたなら」では会場一致の大合唱。いわゆる“シンガロング”でX4とオーディエンスは合体し、激アツのテンションの中“X4ライブ空間”が見事完成された。そして本編は「Future,Super Duper,Nova」の激音圧サウンドの中、華麗にフィニッシュとなった。

 「YUYA!KODAI!MAX!SHOTA!JUKIYA!」の鳴り止まないコールのなか、アンコールに応えたX4メンバー。ここではこの日、26歳のバースデーを迎えたYUYAへのお祝いが、X4メンバー、オーディエンス、スタッフから、送られほっこりとする場面も。おいしそうなケーキと愛たっぷりのバースデーソングでYUYAを祝福した。

 そして、会場全景を包み込んでの記念撮影を経て、「誓い」、「#musicoverdose -X4 ver.-」の2曲のアンコールショーを披露。最後に、新生X4メンバーは一人一人、ファンに感謝のメッセージを届け、Zepp DiverCityでのショーを締めくくった。

 メンバー2人を加えての“5人新体制”となったX4。彼らが一体どのような進化を遂げたのかは、X4の新たな作品、そして“現在”のショーに、その全てが現されている。X4は新作1stアルバム『Funk,Dunk,Punk』を引っさげ、『X4 夏ツアー「X4 LIVE TOUR 2016 -Funk,Dunk,Punk-』を目前に、5人は足並みを揃えて全力で走り続けている。(取材・平吉賢治)

■セットリスト

X4 LIVE TOUR 2016 -Party Up!!- @Zepp DiverCity
2016.05.24

SE:THEME OF XVISION
M1:Party Up!!
M2:Fire
M3:Bang A Gong
M4:Snow Flakes
M5:IDKYN(I don't know your name)
M6:obsession
M7:DANCE
M8:薬指
M9:Killing Me
M10:MONSTER
M11:Heaven
M12:Little Longer
M13:Dive into your love
M14:Rainbow Road
M15:声にしたなら
M16:Future,Super Duper,Nova

アンコール
EN1:誓い
EN2:#musicoverdose -X4 ver.-

■ライブ情報

「X4 LIVE TOUR 2016 -Funk,Dunk,Punk-」
2016.7.2 (土) 香川・高松 MONSTER
2016.7.3 (日) 岡山・岡山 CRAZYMAMA KINGDOM
2016.7.8 (金) 神奈川・新横浜 NEW SIDE BEACH
2016.7.9 (土) 神奈川・新横浜 NEW SIDE BEACH
2016.7.10 (日) 神奈川・新横浜 NEW SIDE BEACH
2016.7.16 (土) 熊本・熊本 B.9 V1
2016.7.17 (日) 広島・広島 CLUB QUATTRO
2016.7.18 (月) 静岡・浜松 窓枠
2016.7.22 (金) 埼玉・さいたま新都心 HEAVEN’S ROCK
2016.7.23 (土) 埼玉・さいたま新都心 HEAVEN’S ROCK
2016.7.24 (日) 埼玉・さいたま新都心 HEAVEN’S ROCK
2016.7.29 (金) 千葉・柏 PALOOZA
2016.7.30 (土) 千葉・柏 PALOOZA
2016.7.31 (日) 千葉・柏 PALOOZA
2016.8.6 (土) 福岡・福岡 DRUM LOGOS
2016.8.7 (日) 愛知・Zepp Nagoya
2016.8.10 (水) 北海道・札幌 cube garden
2016.8.13 (土) 石川・金沢 AZ
2016.8.14 (日) 宮城・仙台 Rensa
2016.8.20 (土) 大阪・Zepp Namba
2016.8.26 (金) 東京・Zepp Tokyo

最終更新:6月3日(金)17時10分

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