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JR誕生時に深い縁 岡本太郎美術館で「鉄道美術館」開催

乗りものニュース 6月3日(金)12時1分配信

「現美新幹線」のアーティストも

 川崎市岡本太郎美術館(川崎市多摩区)が「鉄道美術館 The Railway Art Museum」を開催します。「鉄道博物館」(さいたま市大宮区)や「東京都現代美術館」、小田急電鉄、東急電鉄などの協力で行われ、期間は2016年7月16日(土)から10月10日(月・祝)までです。

 1970(昭和45)年に開催された「大阪万博」の「太陽の塔」などで知られる芸術家の岡本太郎さん(1911~1996)は、1972(昭和47)年に山陽新幹線が新大阪駅から岡山駅まで延伸された際、岡山駅に壁画『躍進』を制作。また、1987(昭和62)年の国鉄分割民営化では公式の記念メダル『出発』をデザインするなど、「鉄道」との関係を少なからず持っていました。

 同美術館によるとこの「鉄道美術館」は、機能から生まれる車両造形、街をつないで広がる鉄道路線、緻密な運行システム、それが織りなす街や自然の風景などで人々を魅了する「鉄道」を、「美術」の目を通して味わう試みにしたとのこと。

 会場には、「鉄道」のテイストを作品に取り入れながら“遊びの空間”を創造する現代アーティストのパラモデルさんや市川平さん、角文平さん、栗山貴嗣さんと岡本太郎さんのコラボレーションによる巨大ジオラマが展示されます。ちなみにパラモデルさんは、2016年4月に上越新幹線でデビューした“走る美術館”「現美新幹線」の車内も手がけているアートユニットです。

 また鉄道絵画では、歌川広重の浮世絵から長谷川利之さん、中村宏さん、山口晃さん、福島尚さんなど、時代を超えて作家が描く鉄道の姿が展示されます。

 美術作品のほか、いまは懐かしいという鉄道ポスター、時刻表、鉄道模型、列車の愛称名が描かれた「トレインマーク」といった資料の展示、佐々倉実さんによる映像シアター『日本の新幹線・特急』『日本のSL・ローカル線・リゾート列車』の放映も行われる予定です。

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最終更新:6月3日(金)12時53分

乗りものニュース