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鳥栖 終了直前、決定機逃しドロー J1リーグ第1ステージ第7節

佐賀新聞 6月3日(金)13時12分配信

豊田、谷口シュートもGK阻む

 全員が一つになって勝利に向かったからこそ、鳥栖イレブンの表情は煮え切らなかった。鳥栖は何度も好機を得ながらまたも1点が遠く、勝利を逃した。FW豊田は「勝ちたかったですね。やりにくい相手ではなかったので非常に悔しい」とため息混じりに振り返った。

 豊田のチャンスは後半45分だった。FW早坂からの絶妙な縦パスに抜け出し、相手GKと1対1。終了間際の絶好機にスタジアムの熱気は最高潮に達し、誰もがホーム5試合ぶりのゴールを願った。しかし、「タイミングを外そうとしたが、我慢されてコースがなかった」(豊田)。エースは相手守備に脱帽した。

 ラストワンプレーのCKも、DF谷口が最高のタイミングで飛び込み、完ぺきなヘディングを見せたものの相手GKが好セーブ。「入った」と拳を握りかけたフィッカデンティ監督が、またも天を仰いだ。

 決定力の課題は残ったが、「アグレッシブに入り、危険なシーンをつくれた」とフィッカデンティ監督。精度の高いキックを見せたFW富山のセットプレーから何度も相手ゴールに迫り、得点力不足解消への兆しは見えた。

 勝ち点1を積み上げたことで、得失点差ながら降格圏は抜け出した。エース豊田は「ちょっとずつ前進はしている」と前を向き、指揮官は「2試合続けて結果を出せた。あとは(勝利を)辛抱強く待つだけ」と話した。第1ステージは残り3試合と佳境。次こそ、勝利の歓喜を呼び込めるか。2試合続けてもぎ取った勝ち点を無駄にはできない。

最終更新:6月3日(金)13時12分

佐賀新聞

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