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清野菜名、アクションだけじゃない“幅の広さ” いずれは「ラブコメやミュージカルも」

クランクイン! 6月3日(金)19時30分配信

 『TOKYO TRIBE』や『東京無国籍少女』でのアクションが印象深い、注目の若手女優・清野菜名。今回『呪怨』で知られるホラー界の巨匠・清水崇監督による最新作『雨女』で、初めてホラー作品に挑んだ。「新しいジャンルのホラーなのかな」と清野が語る本作では、当初演じるにあたって大きなとまどいがあったという。

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 清水監督が2年ぶりに仕掛ける劇場用ホラーとなる本作は、五感を刺激する体験型上映システム「4DX(R)」を最大限駆使した作品。清野演じるヒロイン・理佳は雨の日の夜に必ず同じ悪夢を見る。大雨の中、踏切で電車が行くのを待つ幼い少女。その前に突如現れ、踏切の中に入る黒い服を着たびしょ濡れの女。その正体は!? やがて悲劇に巻き込まれいく理佳は…。

 ホラーではあるが、ヒロインが絶叫したり逃げ回ったりする典型的な作風ではなく、静かに展開していく人間ドラマ。清野自身もホラーを演じている意識はあまりなかったという。そこでは等身大の一人の女性の日常が描かれている。ただ「今まで演じた役が人間離れしている役ものが多いので、『TOO YOUNG TO DIE!若くして死ぬ』の鬼役だったり、アクションで見せる役柄だったり…。今回は普通の女性の役で最初緊張しちゃったんです。普通ってなんだろう?と考えれば考えるほどどんどんぎこちなくなっていって…」と、とまどいが大きかったようだ。

 アクションが売りで体力面では自信のある清野だが、今回行われた水深5メートルプールでの撮影はかなり過酷だったという。「朝8時30分から夜の9時くらいまでずっとプールの中での撮影が続いたんです。もう体がしびれますよ」とつらそうに振り返る。最初午前中だけで体力的に厳しくなったというが、マッサージを受けながら一日を乗り切ったという。撮影が行われたのは2月初旬。「プールだけでなく、外での撮影でも雨で濡れるし、撮影中ほとんど濡れていました(笑)。体調管理が大事でした」と振り返った。


 このインタビューの直前に初めて4DXの試写を観た清野。「自分の心情が振動とリンクするのが面白かった。自分が演じているのにビクッ!としました」と感想を語った。また本作では観客席で雨降りを体験することになるが、「思った以上に雨が降って、『めちゃ降るな!』と思いました」と笑った。

 「新しいジャンルのホラーなのかなと思いました」という本作を経験して、女優としての引き出しが広がったそう。今後もやりたいことがいっぱいと語る清野。「漫画原作の作品をやりたいなとずっと思っていたんですけど、そしたら『はぴまり~Happy Marriage!?~』というドラマに出演させていただくことになりました。ラブコメはずっとやってみたかったジャンルなので叶ってよかった! また歌も好きなのでミュージカルも一度は経験してみたい! いろんなところに興味があります」と目を輝かせる。

 だがその真ん中にあるものは、やはりアクション。ターニングポイントとなった『TOKYO TRIBE』では、そのアクションで“女優・清野菜名”を一躍広めた。アクションを武器に海外に進出していきたい…その想いはずっと変わらないという。

 ところで「ホラー作品は得意?」と問うと、「怖い…」とポツリ。「でも『怖いけど観たい』という気持ちはあって、一人では絶対に観ないけど友達を誘って映画館で観たりだとか。中学生の頃には、友達とお泊りした時にホラーのビデオをみんなでくっつきながら観ていたのが楽しい思い出です。少し早めですが友達みんなで夏の思い出に!」とアピールした。(取材・文・写真:田中裕幸)

 映画『雨女』6月4日よりユナイテッド・シネマほかにて4DX(R)限定公開。

最終更新:6月3日(金)19時30分

クランクイン!

TEDカンファレンスのプレゼンテーション動画

斬首動画が何百万回も再生されてしまう理由
昔は街の広場で、現代はYouTubeで。歴史を通じ、公開処刑には必ず人だかりがつきものでした。人が処刑というものを、恐ろしく不快に感じながらも、つい気になって見てしまうのはなぜか。フランシス・ラーソンが人間と公開処刑の歴史、中でも斬首刑に焦点を当てて解説したこのトークは、気分の良い内容ばかりではありませんが、同時に興味をそそること間違いないでしょう。