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石川投手ら1100人交流 東京富山県人会連合会100周年 

北日本新聞 6月3日(金)0時39分配信

 「100周年はゴールではなく、新たな歴史のスタートだ」-。2日に東京都内で開かれた東京富山県人会連合会の懇親のつどいには県出身者や富山から訪れた1100人が集まった。連合会を1世紀にわたり支えた先人に思いをはせながら、同郷の絆を世代を超えて確かめ、組織をさらに発展させることを誓い合った。

 会場は小矢部市出身の実業家、大谷米太郎が創業したホテルニューオータニ。約2500平方メートルある最も大きい宴会場「鶴の間」は参加者で埋まった。来賓の綿貫民輔元衆院議長(89)=南砺市(井波)出身=が「富山の100年は豪雪と暴れ川との闘いだった。『負けてたまるか』という越中魂をもう一度燃やし、連合会をさらに発展させよう」とあいさつすると、会場は大きな拍手に包まれた。

 参加者はますずしやかまぼこ、地酒を味わいながら和やかに懇談。プロ野球・ロッテの石川歩投手(28)=魚津市出身、滑川高・中部大出=ら有名人の周りは記念撮影を求める人だかりができた。同校出身の土肥正明さん(61)=滑川市出身、埼玉県熊谷市=は「母校と郷土の誇りだよ」と笑顔を見せた。

 元関脇琴ケ梅で、都内でちゃんこ料理屋2店を経営する北山聡さん(52)=富山市八尾町出身=は懇親のつどいに初参加。「たくさんの人に声を掛けられてうれしかった」と語った。

 会場には若い世代も多く集まった。県出身者の首都圏若者ネットワーク「acoico(アコイコ)」の代表、石田晋太郎さん(38)=富山市出身、東京都品川区=は「100年の歴史の重みを感じている。先輩方がつないだバトンをしっかり受け継ぎたい」と気持ちを新たにした。

北日本新聞社

最終更新:6月3日(金)0時39分

北日本新聞