ここから本文です

新生なでしこ、大逆転許すも横山劇的弾でアメリカとドロー

ゲキサカ 6月3日(金)12時25分配信

 日本女子代表(なでしこジャパン)は2日、アメリカ・コロラド州デンバーにあるディックス・スポーティング・グッズ・パークでアメリカ女子代表と国際親善試合を行い、3-3で引き分けた。高倉麻子新監督を迎えた新生なでしこの初陣は、ドロー発進となった。

 なでしこジャパンはリオデジャネイロ五輪への出場権を逃したことで、佐々木則夫前監督が退任。後任には、世代別代表で結果を残していた高倉氏が指名された。新指揮官は初陣となるアメリカ遠征でメンバーを一新。初招集となる5選手を含めたフレッシュなメンバーで世界王者との対戦に臨んだ。

 なでしこのシステムは4-4-2。GK山下杏也加、DFラインは右からDF有吉佐織、DF村松智子、DF熊谷紗希、そして初招集のDF佐々木繭。ダブルボランチはDF宇津木瑠美とMF阪口夢穂が組み、右MFに中島依美、左にこちらも初招集のMF千葉園子。2トップはFW大儀見優季とFW岩渕真奈が務めた。

 新生なでしこは完全アウェーの中、最高の試合への入りを見せた。前半14分、右サイドで阪口から縦パスを受けた岩渕がドリブルを開始。DFに囲まれながらも、ミドルレンジから迷わず左足を振りぬくと、華麗な放物線を描いたシュートがゴール左隅に収まる。さらに同22分には中央でボールを持った有吉が右サイドの中島に展開。素早くクロスを折り返すと、大儀見がスライディングでDFの前に飛び込み、追加点を奪った。

 ただアメリカもこのままでは終わらない。徐々に反撃態勢を整えると、前半27分、カウンターから右サイドに展開すると、MFマロリー・ピューがマイナスに折り返す。後ろから走り込んだFWアレックス・モーガンが豪快に蹴り込み、1点を返した。ボールウォッチャーになってしまった日本のDFラインは対応できなかった。

 それでも日本は1点リードで折り返すと、後半11分からは岩渕に代えて、なでしこリーグ1部で得点ランキングを独走するFW横山久美を投入。守りに行くのではなく、試合を決めに行く。しかし直後だった。左サイドライン際で相手からボールを奪いに行った大儀見のスライディングが後ろから入ってしまい、イエローカード。これがこの日2枚目となり退場。日本は残り時間、10人での戦いを余儀なくされてしまった。

 ここから日本は防戦一方となる。後半19分には相手にFKを与えると、またもモーガンに今度はヘディングで合わされ、同点とされる。同35分にはマロリー・ピューがGK山下のミスを突いて決定機を迎えるが、山下が何とか抑えて、逆転弾を許さなかった。

 しかし最後に守り切ることが出来なかった。後半44分、左サイドからのクロスを許すと、ゴール前に上がったクロスを混戦の中でFWリンジー・ホランにヘディングで合わされて失点。ただなでしこは最後の最後で横山がゴールネットを揺らす。阪口からパスを受けた横山が劇的弾を決めて、ドローに持ち込んだ。

 同対戦は5日にも予定されている。キックオフは日本時間6日2時。

最終更新:6月3日(金)13時14分

ゲキサカ

スポーツナビ サッカー情報

海外サッカー 日本人選手出場試合

TEDカンファレンスのプレゼンテーション動画

暗闇で光るサメと驚くほど美しい海洋生物たち
波のほんの数メートル下で、海洋生物学者であり、ナショナルジオグラフィックのエクスプローラーかつ写真家のデビッド・グルーバーは、素晴らしいものを発見しました。海の薄暗い青い光の中で様々な色の蛍光を発する驚くべき新しい海洋生物たちです。彼と一緒に生体蛍光のサメ、タツノオトシゴ、ウミガメ、その他の海洋生物を探し求める旅に出て、この光る生物たちがどのように私たちの脳への新たな理解を明らかにしたのかを探りましょう。[new]