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韓米国防相 対北朝鮮制裁での協力強化で一致

聯合ニュース 6月4日(土)14時32分配信

【シンガポール聯合ニュース】アジア安全保障会議に出席するためシンガポールを訪問している韓国の韓民求(ハン・ミング)国防部長官とカーター米国防長官が4日、同地で会談し、北朝鮮の核・ミサイルによる挑発に対する国際社会の制裁がより効率的に行われるよう緊密に協力することで一致した。注目されていた米国の最新鋭地上配備型迎撃システム「高高度防衛ミサイル(THAAD、サード)」の韓国配備問題は議論されなかったようだ。

 両長官は会談後に共同報道文を発表し、北朝鮮が国連安全保障理事会の決議に反し今年1月に4回目核実験を実施したほか、相次いで弾道ミサイルを発射していることを強く非難。北朝鮮に対し、国際的な約束を順守し、核開発を放棄するよう促した。

 北朝鮮に対する安保理制裁決議の採択から3か月が経過し、北朝鮮の石炭輸出が減ったり、ロシアの中央銀行が同国内の銀行に北朝鮮との金融取引を中止させたりしたことを踏まえながら、両国は対北朝鮮制裁を強める意向を示した。

 また両長官は韓米同盟について、地域内の平和と安定の軸として揺らぐことなく堅固であるという点をあらためて確認した。

 カーター長官は北朝鮮の軍事的威嚇に対し、米国はあらゆる軍事的手段を用い韓国に対する拡大抑止を提供し続ける意向だと強調した。

 ◇THAADには触れず

 韓米は3月に共同実務団を発足させTHAADの在韓米軍配備問題に関する協議を進めているが、韓国国防部の関係者によると、この日の国防相会談でTHAAD問題はまったく取り上げられなかった。実務団は現在、在韓米軍司令部が運営することになるTHAADの韓国配備の可能性をはじめ、適正な用地の選定、安全および環境、費用問題などに関する話し合いを行っているとされる。

 米国のメディアはカーター長官がシンガポールに向かう専用機内で、韓長官との会談でTHAAD問題を話し合う予定だと語ったと伝えた。これに対し、韓国側は国防相会談でTHAAD問題を議論する計画はないと、同報道をすぐに否定した。

 韓国は中国が反対するTHAAD配備について慎重にならざるを得ず、同会談でTHAAD問題が取り扱われるかどうか注目されていた。

 一方、この日の会談で両長官は韓米日3カ国が協力を強化し、海洋安保やテロ、過激派組織への対応などで緊密な連携を続けていくことを確認した。

 韓長官はこの後、韓日国防相会談と韓米日国防相会談に出席する。

最終更新:6月4日(土)14時42分

聯合ニュース

TEDカンファレンスのプレゼンテーション動画

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