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韓米日 北朝鮮核・ミサイル情報の共有強化へ

聯合ニュース 6月4日(土)19時12分配信

【シンガポール聯合ニュース】韓国の韓民求(ハン・ミング)国防部長官と米国のカーター国防長官、日本の中谷元・防衛相は4日、アジア安全保障会議が開かれたシンガポールで1年ぶりに会談し、北朝鮮の核・ミサイルに関する情報の共有を強化することで一致した。

 3カ国は2014年末に、北朝鮮の核・ミサイル関連情報を共有する覚書を交わしているが、北朝鮮の軍事的脅威が高まっていることを踏まえ、情報共有強化の必要性を認めた。

 韓米日は今月28日、ハワイで初めて北朝鮮弾道ミサイルの探知・追跡演習を実施する。演習は3カ国のイージス艦が探知したミサイルの軌跡を共有する。会談では演習の準備状況の点検も行われた。

 3氏は北朝鮮の4回目核実験と長距離弾道ミサイル発射を受け、国連安全保障理事会が3月に採択した北朝鮮制裁決議を徹底して履行するため国際社会と緊密に連携していくことについても一致。北朝鮮に対し、新たな軍事挑発をやめ、国際的な義務と公約を守るよう促した。

 また韓米日は3カ国防衛実務者協議(DTT)の枠組みを活用することによって、人道支援や災害時の救援など非伝統的な安保分野の協力を議論するほか、国防医療や文化についての協力強化を模索していく。

 3氏は3カ国協力が自国だけでなく、域内安保にも貢献しているとの認識も共有した。

 航行と飛行の自由を保障し、紛争は平和的に解決されるべきということも確認した。これは南シナ海で膨張主義戦略を取り、フィリピンやベトナムと対立する中国を念頭に置いたものとみられる。

 中谷氏は熊本大地震に対する迅速な支援に対する謝意を韓米国民に示した。

最終更新:6月4日(土)19時12分

聯合ニュース