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グリーン・ツーリズム 田村に連絡協 4、5日ツアー 

福島民報 6月4日(土)10時35分配信

 福島県田村市の農業者や小売業者、JA、市観光協会広域連携協議会などは市グリーン・ツーリズム連絡協議会を設立し、交流人口増による移住・定住促進を目指す。町村合併から10年が過ぎ、旧5町村が一丸となって豊かな自然を生かした地域振興を進める。協議会は4、5の両日に田舎暮らしを希望する人向けに周遊ツアーを初めて開催する。
 周遊ツアーは6月から12月までに旧5町村で計4回開催する。農作業体験や文化行事への参加などを通して地域の魅力を伝え、移住・定住につなげる。
 4、5両日のツアーでは首都圏の家族連れら15人が同市を訪れ、滝根町で田植えや星空観察、大越町でヒマワリの種まきなどに参加する。市は集会所などの公共施設を開放し、宿泊場所を確保するなどして活動を後押しする方針。
 市内には市復興応援隊や常葉町の「ときめき山学校」、大越町の「ひまわり会」など地域おこしに取り組む団体や個人が数多くある。合併から10年を契機に、これまで各団体、個人が単独で行ってきた活動の成果を集約。会員同士の情報共有や連携を密にし、市全体で“おもてなし力”を高める。
 同市は平成17年3月1日に田村郡の滝根町、大越町、都路村、常葉町、船引町の5町村が合併して誕生した。26年度に県県中農林事務所主催の田村地方グリーン・ツーリズムネットワーク構築事業で田村地域の交流の可能性や地域資源の発掘調査を実施。27年度は研修会を開き、支援組織や連絡協議会などの必要性を議論してきた。
 協議会の佐久間辰一会長は「旧5町村の魅力を集めたオール田村市で古里を元気にしたい」と意気込む。冨塚宥●市長は「市民が一つにまとまって各地域の特色を発信する動きを応援したい」としている。
※●は日ヘンに景

福島民報社

最終更新:6月4日(土)10時39分

福島民報