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6年ぶり、ホッキ貝漁を再開 相馬双葉漁協試験操業

福島民報 6月4日(土)12時20分配信

 福島県の相馬双葉漁協によるホッキ貝の試験操業が3日、始まった。東日本大震災、東京電力福島第一原発事故以降、自粛していた漁が6年ぶりに再開され、漁業者は漁の本格再開に期待を膨らませた。
 釣師浜(新地町)、松川浦、磯部(ともに相馬市)の各漁港から7隻が早朝に出港し、ホッキ貝を積んで港に戻った。相馬市でも特に盛んな磯部漁港には2隻が水揚げし、震災から復旧した港は活気づいた。水揚げに立ち会った相馬双葉漁協の狩野一美副組合長(74)はホッキ貝を手に「最高の気分。ようやく一歩前に進んだ」と喜んだ。
 同漁協によると、この日の水揚げ量は約730キロ。検査で放射性物質は検出されなかった。同日午後から市内のスーパーなどで販売が始まった。
 漁期は来年1月末まで。週1回程度、操業する。いわき沖では平成26年に再開している。
 県海面漁業漁獲高統計によると、同漁協管内の22年のホッキ貝の水揚げ量は約435トン、水揚げ高は約1億3千万円。

福島民報社

最終更新:6月4日(土)12時22分

福島民報