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運転免許試験の手数料を二重徴収 過去5年間で858件、返還へ

福井新聞ONLINE 6月4日(土)17時54分配信

 福井県警運転免許課は3日、運転免許試験の手数料の一部で「二重徴収」していたと発表した。不適切な徴収だったとして是正し、過去5年間について返還手続きに入った。返還件数は858件、計約253万円で、期間に応じて最大数百円の返還加算金を加えて返還する。

 同課によると、県運転者教育センターと県嶺南運転者教育センターで実施している運転免許の試験事務について、県公安委の条例に基づき手数料を徴収。通常は、学科と適正、技能試験を1日で完了するが、人員態勢や試験に使用する車両の問題で学科と適正・技能が2日間に分かれるケースもあるという。2日間の場合は、条例の解釈で都度手数料が必要と判断し、受験者の同意の上で、2回分の手数料を徴収していた。

 先月16日、警察庁から2回分徴収するのは「妥当ではない」と是正の指導があり、返還を決めた。「二重徴収」は一部試験の種類が増えて煩雑となったため、試験が2日間に分かれるようになった2002年から行われていたとみられるが、返還期間は地方自治法の時効規定に基づき11年5月16日以降の5年間。

 浅田隆県警交通部長は「県民の方々に負担をおかけしたことについて、おわび申し上げます。今後は適切な徴収に努めます」とのコメントを出した。

福井新聞社

最終更新:6月4日(土)17時54分

福井新聞ONLINE