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運転免許試験料二重取り  延べ307人、計136万円 一部は時効も

佐賀新聞 6月4日(土)14時42分配信

 佐賀県警は3日、運転免許試験場(佐賀市久保泉町)で受験者から第2種免許などの試験手数料を二重取りする誤徴収を続けていたと発表した。記録が残る2010年4月から延べ307人に対して計約136万円を余分に徴収しており、一部は5年の時効の影響で返還されないという。

 運転免許課によると、適性・学科試験と技能試験を別日に実施していた7種類の免許試験で、1回の支払いで済む手数料2950~4600円を2回請求していた。試験方法などの見直し作業を進めていた3月上旬、ミスに気付いた。

 職員の証言では、10年程度続いていたとみられ、06年以降から計662人分、290万円余りの誤徴収の可能性もあるという。

 手数料は11年3月9日から今年3月9日までの235人分、計約105万円で返還手続きに入る。時効の72人分は返還されず、謝罪と説明の文書を送る。誤徴収に第1種の普通免許などの試験は含まれていない。

 現職の警視正で元交通部長の1人が3日、本部長から厳重注意を受けた。県警の川原義之交通部長は「関係者に深くおわびする。確実な再発防止を図る」などとコメントを出した。

最終更新:6月4日(土)14時44分

佐賀新聞