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曲を装飾 きゃりー電車、ゆかりの西武線で出発進行 車掌姿で検札も

乗りものニュース 6月4日(土)14時12分配信

西武線と縁があるきゃりーさん

「ゆかりのある西武線が私の色に染まってうれしいです!」(きゃりーぱみゅぱみゅさん)

【写真で見るきゃりー電車】

 2016年6月4日(土)、各車両をきゃりーぱみゅぱみゅさんの世界にデコレーションした電車「SEIBU KPP TRAIN」が走り出しました。

 ファッションモデルで歌手のきゃりーさんは、西武鉄道沿線の田無市(現・西東京市)出身。そして東京都西部と埼玉県を走る西武鉄道は、2015年度が創立100周年などを記念した「100年アニバーサリー」の締めくくりで、きゃりーさんは今年がデビュー5周年。ともに現在、新しいステージへ向かう記念すべきタイミングであることから、今回のコラボレーションが実現したといいます。

 西武鉄道によると、「SEIBU KPP TRAIN」には電車を単なる「移動手段」ではない「日常を楽しくするエンターテインメント」にし、このコラボレーションによって沿線住民や利用者の「シビックプライド(西武線に対する愛着と誇り)」を醸成、「西武線のブランドイメージ」を創出する狙いがあるそうです。

 西武鉄道は近年、車内にDJブースやスピーカーを設置した日本初の「EDMトレイン」、車内でアイドルライブやハロウィーンパレードを行う「ハロウィンイベント電車」など、個性的な列車の運転をしばしば実施しています。

「西武沿線に住んで良かった、利用して良かったと思われるようにしていきたいです」(西武鉄道、後藤高志取締役会長)

 日本が人口減少社会を迎えるいま、「選ばれること」が首都圏の大手私鉄における課題になっています。ちなみに、きゃりーさんの起用はインバウンドが注目される現在、彼女が持つ海外訴求力の高さも背景にあるそうです。

「名曲の世界」になった電車、その車内ではきゃりー車掌が

 この「SEIBU KPP TRAIN」は、車体を単に写真などでラッピングしたのではなく、「きゃりーさんの名曲の世界にデコレーション」(西武鉄道)しているのが特徴です。

 10両編成の「SEIBU KPP TRAIN」は、2両ずつ『PONPONPON』『ファッションモンスター』『つけまつける』『もんだいガール』というきゃりーさんの曲、そして「SEIBU KPP TRAIN」のキービジュアルで装飾されています。

「長い列車のなかにいろいろなブロックがあって、とってもかわいいです!」(きゃりーぱみゅぱみゅさん)

 2016年6月4日(土)、池袋駅で行われた出発式のあと、「SEIBU KPP TRAIN」の臨時運行が池袋駅と、西東京市にある保谷駅(保谷電留線)とのあいだで実施されました。この臨時列車にはきゃりーさんが乗り、車掌に扮(ふん)して車内を巡回。イベント参加者のきっぷを確認する“検札”を行っています。

 この「SEIBU KPP TRAIN」の運行区間は、西武池袋線の池袋駅と飯能駅(埼玉県飯能市)のあいだが基本とのこと。ただ、どの列車に使われるかは当日にならないと分からないため、当日に西武鉄道の駅や「お客さまセンター」に問い合わせてほしいそうです。

 ちなみに、明日6月5日(日)に埼玉県日高市で開催される「西武・電車フェスタ2016 in 武蔵丘車両検修場」で「SEIBU KPP TRAIN」が展示されるため、そこでは確実に出会うことができます。

恵 知仁(鉄道ライター)

最終更新:6月5日(日)16時15分

乗りものニュース

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