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ムグルッサが初の決勝へ「少しナーバスになった」 [全仏テニス]

THE TENNIS DAILY 6月4日(土)10時0分配信

 フランス・パリで開催されている全仏オープン(5月22日~6月5日)の大会13日目、女子シングルス準決勝。

ムグルッサがストーサーを倒して決勝進出 [全仏オープン]

 世界1位のセレナ・ウイリアムズ(アメリカ)がノーシードから勝ち上がったキキ・バーテンズ(オランダ)を相手に決勝進出を果たそうと骨を折っているとき、ガルビネ・ムグルッサ(スペイン)は、いつの日か、34歳のセレナが、ついに道を譲るそのときに――女子テニス界のトップにいざなうだろう、すべての武器を駆使してもう一枠の決勝へと邁進していた。

 そして、第4シードのムグルッサは第21シードのサマンサ・ストーサー(オーストラリア)を6-2 6-4で破り、初の全仏オープン決勝へ歩みを進めた。

 ムグルッサは2本のサービスエースを決めてマッチポイントをつかむと、最後のポイントはストーサーがフォアハンドをネットにかけて、1時間16分の戦いに終止符を打っている。これで、2015年ウィンブルドン決勝に続く、2度目のグランドスラム決勝の舞台となった。

 ストーサーは、第2セットのブレークポイントでのダブルフォールトを含め、自らのミスで崩れてしまった。

 しかしムグルッサも第2セットを5-2とリードしながら自身のサービスゲームでナーバスになり、ラブゲームでブレークされている。

 その終盤の勝ちびびりを別にすれば、ムグルッサはストーサーに対して非常に堂々と戦っていたと言っていい。彼女はベースラインから持ち前のスピードとパワーで、そしてときにネットでは安定性を見せて、ストーサーを圧倒した。

 ムグルッサの成熟ぶりは、ときに彼女がまだ22歳だということを忘れさせる。全仏オープンでこれまでに2度、準々決勝に進んだことのある彼女は、初の決勝進出への過程で、1回戦での1セットしか落としていない。

 第2セットで5-2から5-4まで追いつかれたものの、ムグルッサはストーサーの一連のミスにつけ込み、相手のサービスを5度ブレークしている。

 試合後のオンコート・インタビューで、5-2から5-4まで追いつかれた終盤について聞かれたムグルッサは、「(マッチゲームは)いつも難しい瞬間。私は本当に勝ちたかったから。あれは彼女のいいプレーと、私が少しナーバスになったことのコンビネーションだと思う」と答えた。

 決勝に向けてーー。
 ムルグッサとセレナは過去に4度対戦し、セレナの3勝1敗だ。ただし、ムグルッサに希望を与えることもある。彼女がセレナから挙げた1勝は、2014年全仏オープン2回戦でのこと、6-2 6-2で勝った試合だ。つまりロラン・ギャロスのクレーコート上でのことなのである。

 そして、ふたりの最後の対戦もまた、グランドスラム・タイトルを賭けた2015年ウィンブルドン決勝だった。そのときにはセレナが6-4 6-4で勝っている。

 セレナとの決勝に向けてムグルッサは、「感情は、ときに悪い影響を与える。だから落ち着きを保ち、できる限りしっかり準備をし、後悔がないよう精一杯プレーしたい」と話した。(C)AP (テニスデイリー/THE TENNIS DAILY)

Photo: PARIS, FRANCE - JUNE 03: Garbine Muguruzu of Spain serves during the Ladies Singles semi final match against Samantha Stosur of Australia on day thirteen of the 2016 French Open at Roland Garros on June 3, 2016 in Paris, France. (Photo by Dennis Grombkowski/Getty Images)

最終更新:6月4日(土)10時0分

THE TENNIS DAILY