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地味な役割も貴重な存在! 試合を立て直すロングリリーフ

ベースボールキング 6月4日(土)11時11分配信

 勝ち試合に登板するセットアッパーや抑えなど、リリーフには様々な役割がある。その中でも、先発が序盤で崩れた後に登場することの多いロングリリーフは、地味な役割ではあるが、試合を立て直すという意味でもとても重要な存在となっている。

 西武の牧田和久は、昨季まで先発を務めていたこともあり、勝ちゲームの8回を登板するときもあれば、ロングリリーフをこなすなどユーティリティーな働きぶりを見せる。そのため、今季はここまでリリーフで21試合に登板しているが、2イニング以上投げた試合は9試合もある。

 特に今季初登板となった3月26日のオリックス戦では、4点ビハインドの4回からマウンドに上がると、9回まで1人で投げ切り、1安打、4奪三振、無失点に抑える好リリーフ。その間に味方が逆転に成功し、勝ち星も手にした。この日の試合後、田辺徳雄監督は「後ろのピッチャーも考えたけど、牧田の調子が良かったので最後までいこうということになりました」と説明。長年課題としていたリリーフに牧田が加わったことで、救援防御率はリーグ3位の2.98と安定感を誇っている。

 ロッテの藤岡貴裕もロングリリーフで存在感を見せる。藤岡はプロ入り後、先発を務めていたが、昨季シーズン途中からリリーフに転向。先発を経験していたこともあり、今季は開幕からロングリリーフでの登板が増えている。

 逆転丼を販売するなど逆転勝ちがリーグで最も多い18を記録していることもあり、藤岡の投球が逆転劇を呼び込んでいることが多い。3月26日の日本ハム戦では、先発した大嶺祐太が4回4失点で降板。2点ビハインドの5回からマウンドに上がると、2イニングを無失点に抑えた。すると、打線が6回裏に4点を奪い逆転に成功。藤岡は勝利投手になっている。

 5月8日のオリックス戦でも、1点を追う5回から登板し、走者を出しながらも2回を無失点。その後、小刻みな継投でリリーフ陣が0に抑え、8回裏の逆転劇に繋げた。

 その他にも、藤岡とチームメイトの南昌輝(ロッテ)、先発からリリーフに転向して復活した村中恭兵(ヤクルト)、山本昌さんが現役時代に付けていた背番号「34」を引き継いだ福敬登がロングリリーフでチームの勝利に貢献している。

BASEBALL KING

最終更新:6月4日(土)11時15分

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