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見守り活動、原点見詰め 金沢発祥の地、旧木越保育所に銘板

北國新聞社 6月4日(土)3時2分配信

 大阪教育大附属池田小児童殺傷事件から15年を迎える8日、県子ども見守りボランティア協議会、金沢市同協議会などは、「金沢型防犯」の原点となった同市の旧木越保育所に「発祥の地」を記す銘板を設置する。池田小児童8人の冥福を祈るとともに、子どもの安全確保へ決意を新たにする。

 2001年6月8日に発生した池田小事件をきっかけに、金沢市木越2丁目の平寿彦さん(69)=第34回北國風雪賞=ら住民有志7人が木越保育所キッズレスキュー隊を結成し、見守り活動が始まった。

 同年10月には金沢市大浦小スクールサポート隊が結成され、06年2月には同市子ども見守りボランティア協議会、12年12月に県協議会、13年11月に全国協議会が発足した。ボランティアの数は全国で300万人に上る。

 平さんは、見守り活動を始めたきっかけとなった池田小事件を忘れず、活動の原点を次世代に伝えようと、隊員や地域住民らと銘板を設置する。

 8日は木越団地町会会館で除幕式を行い、事件が発生した午前10時10分ごろ、黙祷(もくとう)をささげる。式後、旧木越保育所(現大浦ひまわり児童クラブ)の外壁に「子ども見守りボランティア発祥の地」と記した銘板を取り付ける。

 全国協議会の代表理事を務める平さんは、「初心を忘れず、一生かけて子どもの安全に力を注ぎたい」と話した。

北國新聞社

最終更新:6月4日(土)3時2分

北國新聞社