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能登空港に相談窓口 石川県よろず支援拠点、スタッフ常駐

北國新聞社 6月4日(土)2時57分配信

 中小企業の経営支援を無料で手掛ける石川県よろず支援拠点(金沢市)は3日までに、能登空港内の県産業創出支援機構(ISICO)能登サテライト内に、新たな相談拠点を設けた。地銀出身で、地元企業の総務部長を経験したコーディネーター1人が常駐し、能登地区の中小企業、小規模事業者の悩みにきめ細かく対応する。

 よろず支援拠点は2014年度に、中小企業庁が全国の都道府県に整備し、石川県内では、金沢市のISICO内に開設された。南加賀や能登の経営者は距離的に足を運びにくいため、今年3月に小松に窓口を設けたのに続き、能登にも開設することになった。

 少子高齢化が深刻な能登では、事業継承や経営改善などの相談が想定される。金沢の拠点に席を置く税理士や弁理士、中小企業診断士らとチームを組んで対応するほか、商工会議所や商工会、教育機関、金融機関などと連携し、課題解決にあたる。

 よろず支援拠点では、昨年度4044件の相談が寄せられ、うち1408件を解決した。いずれも国が設定した目標を上回っている。ただ、来訪による相談は859件で、目標を下回っており、チーフコーディネーターの広村和義さんは「まずは何でも話をしに来てもらい、こちらで最善を尽くしたい」と話した。

北國新聞社

最終更新:6月4日(土)2時57分

北國新聞社