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高校総体:サッカー 男子那覇西3年ぶりV 女子コザ延長制し初女王

沖縄タイムス 6月5日(日)6時45分配信

 県高校総合体育大会最終日は4日、県総合運動公園陸上競技場でサッカーの男女決勝を行い、男子は那覇西が4-2で普天間を下し、3年ぶり14度目の頂点に立った。延長戦となった女子はコザが1-0で美里を破り、初優勝した。
 那覇西は前半7分、FW上原牧人がFKを決めて先制。14分にはFW東風平朝志が追加点を挙げ、2-0で折り返した。後半は普天間に2点を返されたが13分にMF國吉真太郎、19分にMF与那覇航平の連続ゴールで突き放した。
 コザは0-0の延長後半7分、右サイドからのセンタリングをDF比嘉菜々がダイレクトで決め、決勝点を奪った。
 那覇西は全国高校総体と九州大会の出場権を獲得。 普天間と女子優勝のコザも九州大会に出場する。

■男子 4発快勝 光る決定力

 スピードあふれる攻撃と、ここぞの場面で高い決定力を見せた那覇西が4-2で普天間を破り、3年ぶりの全国切符を手にした。
 前半7分、相手ゴールから約20メートルで得たFKで、FW上原牧人が壁の横を通すシュートで先制。7分後にはFW東風平朝志が追加点を挙げ、序盤でペースを握った。それでも玉城真哉監督は「逆転されかねないスコア。気を緩めず、あと1点取りに行こう」とハーフタイムでハッパをかけた。
 後半序盤は普天間の猛攻に遭う。9分に1点を返されて流れが傾きかけたが、後半から出場の國吉真太郎が起用に応えた。
 「攻撃のスイッチを入れる」ことを求められた國吉に巡ってきた決定機は13分。MF津嘉山海のパスを受けてキーパーと1対1になり、冷静に右足でゴールネットを揺らした。
 さらにMF与那覇航平のFKで引き離した那覇西は、反則で退場者を出すも主将のDF我如古盛洋らが守り切った。
 新チームになり、「全国制覇」を目標に掲げる。我如古主将は「守備の強化、決定力の向上も必要」と語り、日本一に向けて気を引き締め直した。
(新垣亮)

■女子 強敵を完封 比嘉決勝弾

 コザが延長にもつれた「気持ちの勝負」を制し、1-0で初優勝を飾った。
 決勝の相手・美里には、公式戦や強化試合で負けが続いていた。主将の髙宮城英恵は「自分たちはチャレンジャー。みんなでぶつかろう」とメンバーを鼓舞。
 ダブルエースの一人、MFの砂川菜々子を最終ラインに下げ、守備陣が美里攻撃陣のパスを封じてスコアレスで延長に持ち込んだ。
 延長後半開始前、途中出場の〓宮城を中心に円陣を組んだ。「絶対勝つ。死にものぐるいで走ろう。あと10分、頑張ろう」。延長戦は気持ちの勝負だと訴える主将に、選手たちはうなずいた。
 残り時間約3分、CKを起点にこぼれ球を長堂亜由美がセンタリング。FW當山莉子がスルーすると、DF比嘉菜々がゴール前に走り込んだ。「美里には負けてばかり。全員が笑って終わりたい」と右足を振り抜くと、ボールはゴールに吸い込まれた。
 屋宜栄輝監督は「後半にギアを入れる戦い方をしてきた。よく粘った」とたたえた。

最終更新:6月5日(日)6時45分

沖縄タイムス