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プロボクシング 江藤伸 再起戦飾れず 判定負け「パンチ見過ぎ」

沖縄タイムス 6月5日(日)6時43分配信

 本部町出身で、プロボクシング日本ス-パーフェザー級9位の江藤伸悟(白井・具志堅スポーツ)は4日、東京・後楽園ホールで同14位の末吉大(帝拳)と59・8キロ契約ウエート8回戦を戦い、0-3の判定で敗れた。昨年12月、東洋太平洋王座挑戦に失敗して以来の試合だったが、再起を飾れなかった。江藤伸の戦績は23戦17勝(9KO)5敗1分け。

 約半年ぶりとなった復帰戦は、無情の判定負けとなった。江藤伸悟は「試合が終わった感じがしない。練習の半分も出せなかった」と不完全燃焼の内容に唇をかんだ。
 昨年12月、判定負けした東洋太平洋王座挑戦でも露呈した「相手のパンチを見過ぎるあまり、待ちのボクシングになってしまう」という課題。この日は序盤から左ジャブを多用し、低い姿勢からのボディーの連打も決まるなど、課題は克服されたかに見えた。
 だが、4回に入ると手数が減り、攻撃も淡泊に。「相手との距離が遠く、なかなかヒットできなかった」と攻めあぐね、さらに打ち終わりを狙われるという悪循環に陥った。
 「自分から強引に行くしかない」と仕掛けた残り2ラウンドは、一転して接近戦に突入。強烈な左フックや左ストレートで会場を沸かせたが、一方的とまではいかず、失った流れは取り戻せなかった。
 セコンドの友利正トレーナーは「せっかく良いパンチが決まっても、そこで見てしまう。しつこく当ててとどめを刺さないと」と詰めの甘さを指摘する。江藤伸は「課題は見えているので後は気持ちの問題。少し休み、また頑張りたい」と吹っ切るように語った。(小笠原大介東京通信員)

最終更新:6月5日(日)6時43分

沖縄タイムス