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THAADの韓国配備 中国があらためて反対表明

聯合ニュース 6月5日(日)14時32分配信

【シンガポール聯合ニュース】アジア安全保障会議に出席するためシンガポールを訪問している中国の孫建国副参謀長は5日、米国の最新鋭地上配備型迎撃システム「高高度防衛ミサイル(THAAD、サード)」の在韓米軍への配備について、反対する立場をあらためて公式に表明した。

 孫氏は会議での演説で、「THAAD配備は地域の安定を損なう。米国が韓国にTHAADを配備することに反対する」と述べた。質疑応答では質問が出なかったにもかかわらず、「THAADがどのような意味を持つのか分かっている。THAADの韓国配備は必要な防衛能力をはるかに上回る措置」と指摘した。

 孫氏は韓国の韓民求(ハン・ミング)国防部長官との会談でも、THAADが中国の戦略的利益を侵害するとの趣旨で反対の立場を示したとされる。

 これに対し、韓長官は「中国がTHAADをあまりにも過大評価している。THAADは北の核・ミサイルの脅威に備えるための兵器」と反論した。

 一方、孫氏は北朝鮮の核問題について、交渉を再開するため努力していると発言。対話より制裁に集中すべきだとの立場を取る韓国や国際社会とは温度差があることを感じさせた。

最終更新:6月5日(日)15時22分

聯合ニュース