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「星から来た」チュティチャイ 天国の父に捧げる日本初V

ゴルフダイジェスト・オンライン(GDO) 6月5日(日)19時57分配信

国内女子ツアー「ヨネックスレディス」最終日、ポラニ・チュティチャイ(タイ)が通算10アンダーで並んだ上田桃子とのプレーオフを制し、ツアー初優勝を飾った。ウィニングパットを沈めると両手を突き上げた。4年前に他界した父ブンシューさんの夢だった日本ツアー制覇をかなえた。

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4打差の首位でスタートした最終日。しかし、圧勝ムードは、バックナインに入るとすぐになくなった。後半10番でティショットをOB。このホールをボギーとし、後続に逆転を許した。「かなり緊張していた。苦しかった」と、初日にコース新記録「63」を出したショットは安定感を欠いた。

13番でバーディを奪って再び首位に出たが、ピンチは続いた。「自信を持って打てていた」と、頼みの綱はパッティングだった。17番で約5mのパーパットを沈め、ガッツポーズ。18番も約2mのパーパットを決めてしのいだ。プレーオフ2ホール目で花道からの36ydを1.8mにつけ、勝負を決めた。

11歳で本格的にゴルフを始めた。コーチの父は「安定しているツアーに行きなさい」と日本ツアーを勧めた。2012年から本格参戦したが、翌年に向けたサードQT中、病魔に蝕まれた父は死去した。母サタヤさんはファイナルQTを控える娘に伝えなかった。「でも、周りの反応でなんとなく分かります」と当時を思い出し、柔らかな笑みを浮かべた。

ポラニという名前は「星から来た子」という意味。2013年からツアーの登録名を「P.チュティチャイ」にしているが、理由は「長いから省略した」と分かるような分からないような…。日本人には発音しにくいと感じている、父と同じ「チュティチャイ」という苗字を表彰式で呼ばれ、誇らしげに優勝カップを掲げた。

153cmと小柄な30歳は「悩んで眠れない日はほぼない」と常に明るい。これまで下部の1勝だけだった苦節の5年を経て、ようやくツアーの歴史にその舌をかみそうな名前を刻んだ。(新潟県長岡市/林洋平)

最終更新:6月5日(日)19時57分

ゴルフダイジェスト・オンライン(GDO)

TEDカンファレンスのプレゼンテーション動画

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昔は街の広場で、現代はYouTubeで。歴史を通じ、公開処刑には必ず人だかりがつきものでした。人が処刑というものを、恐ろしく不快に感じながらも、つい気になって見てしまうのはなぜか。フランシス・ラーソンが人間と公開処刑の歴史、中でも斬首刑に焦点を当てて解説したこのトークは、気分の良い内容ばかりではありませんが、同時に興味をそそること間違いないでしょう。