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町職員PC乗っ取られ情報流出か 男性、指示されるままソフトDL

福井新聞ONLINE 6月5日(日)8時18分配信

 福井県池田町は4日、同町議会事務局のパソコン(PC)が遠隔操作により乗っ取られ、議会関連のデータが抜き取られたとみられると発表した。情報流出の被害が判明し次第、被害届を提出する。

 町によると、乗っ取られたのは、50代の男性議会事務局長が使っていた業務用PC。

 3日昼ごろ、事務局長がこのPCを使って私用のためサイトを閲覧。午後3時ごろ、このPCの画面にウイルスに感染したとのメッセージが出て、連絡先として電話番号が表示された。事務局長がこの番号にかけると、電話に出た男がウェブ上の特定のソフトをダウンロードするよう説明。事務局長が指示通りダウンロードすると画面上で、PC内に保存されていたファイルがコピーされていったという。

 事務局長はすぐにPCの電源を切ったが、町は情報が流出した可能性があるとしてPCを県警越前署に提出した。流出した可能性がある情報は、町議の名簿や定例町議会などでの議員の発言メモなど議会関連のデータ。役場内の他のシステムへの影響は、現時点では確認されていないという。

 町では、事務局長が個人的なサイトの閲覧を行っていたことが、今回の事案の原因となった可能性もあるとみている。

 町は漏えいした情報の範囲と内容を確認した上で、関係者に説明し謝罪する。溝口淳総括監理官は「このような事態になり深くおわびしたい。被害の把握に全力で当たるとともに、職員の綱紀粛正や再発防止に努めたい」としている。

福井新聞社

最終更新:6月5日(日)17時23分

福井新聞ONLINE

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