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ミシュランガイドに続き もう1つのガイドブック発刊へ/富山

チューリップテレビ 6月4日(土)23時56分配信

 飲食店や旅館を星の数によって格付けする『ミシュランガイド』の富山・石川特別版が、3日、発売になりました。
 ヨーロッパでは、この『ミシュランガイド』と並ぶ影響力があるとされるもう一つのガイドブックがあるんですが、その日本版が、今年12月に発刊されることが決まりました。
 しかもそこで紹介されるのは、またしても、富山を含む北陸3県のレストランです。
 
 『ミシュランガイド富山・石川特別版』が発売された、3日。
富山市内の書店では、開店直後から、ミシュランガイドを目当てに訪れる人の姿が目立ちました。唯一の三つ星店が、県内から選ばれるなど、大きな注目を集めている今回の『富山・石川特別版』。408軒の飲食店や旅館が掲載され、このうち県内は127軒で、星が付いたのは10軒の飲食店でした。
 
 その一方、3日には、ガイドブックを出版するガストロノミーアンドパートナーズが富山市内のホテルで会見を開き、美食ガイドブック『ゴ・エ・ミヨジャポン』を今年の12月3日に発行することを発表しました。
 日本での発行は15か国目でアジアでの発行は日本が初めてとなります。
 掲載対象エリアは、東京と、富山・石川・福井の北陸3県。
 北陸を選んだ理由について『ゴ・エ・ミヨジャポン』の大沢晴美編集局長は…
 「北陸の日本海と、ブルターニュの厳しいけど豊かな海、そして魚介だけでなく素晴らしい野菜も作っている。食肉関係も供給基地になっている」「発信をまだまだされていないと思うし、それによってもっと北陸がダイナミックに動きはじめ、多くの方を迎えられるようになればいいなと」(ゴ・エ・ミヨジャポン・大沢晴美編集局長)

 『ゴ・エ・ミヨ』は50年以上の歴史を誇るフランス発祥の美食ガイドブック。
 レストランを紹介するページはまるで辞書のように文字がびっしり。
 店や料理の写真はなく、格付けはコック帽のアイコンと点数で示されています。
 一方で、ゴ・エ・ミヨの特長ともいえるのが地域ならではの食材や食に携わる様々なプロフェッショナルにも光を当てている点です。
 『最優秀シェフ賞』の他、ソムリエやパティシエなど7つの分野で賞を用意し、こちらは写真つきで紹介。

 緻密な調査による新しい才能の発見には定評があると言います。
 「シェフに身を添わせて、ともにその成長を見守っていく、フォローしていくという姿勢を持っています」「みんなに成長していただきたい。それが第1の視点」(ゴ・エ・ミヨジャポン・大沢晴美編集局長)
 奇しくも、同じ年に富山の食を評価することとなったフランス発祥の『ミシュランガイド』と『ゴ・エ・ミヨ』。

 2つのガイドブックの違いについて、専門家は・・・・「ミシュラン日本版の評論文は非常に稚拙だとの評価はあります。単なる店の紹介だけで評論文になっていないんです。ゴ・エ・ミヨは、なぜその店を評価したのか、どの部分をきちっと見たのかを表明している。表明することは覆面調査をする上で非常に重要なことなんです。評価されるほうはたまったもんじゃないですから。つまり自らもリスクをより取るという意味でゴエミヨは海外で非常に評価が高い」(商品ジャーナリスト・北村森さん)

 北村さんは、『ゴ・エ・ミヨ』の論評する姿勢が、食のプロたちから高い評価を受けていると指摘したうえで、次のように話します。

 「発行部数はミシュランの方があります、一見影響度はミシュランの方が高いように見えるけれども、食にさとい方はゴ・エ・ミヨの評論文を含めた評価というものを非常に気にしますね。その意味で、この時期にまさにミシュランが発売されるという日に、ゴ・エ・ミヨが富山でこうして発表会をやるというのは、非常に大きな意味があると思います」(商品ジャーナリスト・北村森さん)

チューリップテレビ

最終更新:6月4日(土)23時56分

チューリップテレビ