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サッカー中に心肺停止 男性の救護で6人に感謝状

佐賀新聞 6月5日(日)11時13分配信

 佐賀広域消防局佐賀消防署(中島英則署長)は2日、サッカーの試合中に倒れた男性の救護活動を行った谷口鉄郎※さん(32)=唐津市=ら6人を表彰した。中島署長が「絵に描いたような素晴らしい連携。みなさんの勇気に感謝する」と話し、一人一人に感謝状を手渡した。

 他に表彰を受けたのは、貝原康介さん(32)=佐賀市、星野豊さん(43)=伊万里市、東達也さん(55)=唐津市、内田剛志さん(35)=佐賀市、松尾佳祐さん(24)=長崎県諫早市。

 4月24日、佐賀市高木瀬町の市健康運動センターであったサッカー大会で、試合中、30代男性が突然倒れ、心肺停止状態になった。審判を務めていた貝原さんは男性が倒れるのを目撃し、試合を中断。駆け寄ると「けいれんして意識がなかった。一目で緊急事態だと分かった」といい、運営本部に救急車とAED(自動体外式除細動器)の手配を求めた。男性のチームメートで、AEDを使った内田さんは「研修で使い方を学んでなければ動けなかった」と振り返った。他4人も、救急車の誘導や心肺蘇生を行った。

 一時入院していた男性は、救護活動のかいあって現在は無事に社会復帰している。大会を運営した県社会人サッカー連盟の谷口さんは「敵味方関係なく、現場にいた全員が必死で救助に当たった。経験を基に応急救護の大切さを広めたい」と話した。

※の郎は旧字体

最終更新:6月5日(日)11時13分

佐賀新聞