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進むバスツアー高級化 制度変更に揺れる業界、売りにできなくなった「安さ」

乗りものニュース 6月5日(日)14時53分配信

6泊7日で1人30万円程度

 神姫バスツアーズ(兵庫県姫路市)が2016年5月20日(金)、新しいツアーブランド「真結(ゆい)」を立ち上げ、今年10月から「究極のバス旅行」を提供する計画を発表しました。同社は、兵庫県南部を中心に路線バスや高速乗合バスを運行する神姫バスのグループ会社です。

 この「究極のバス旅行」のため導入されるバス車両「YUI PRIMA(ゆい プリマ)」のデザインは、JR九州の豪華クルーズトレイン「ななつ星in九州」などを手がけた水戸岡鋭治さんが担当。三菱ふそうトラック・バス製のスーパーハイデッカーバスを2両導入し、車内にはバスではまだ珍しいという温水洗浄便座付きのトイレが備えられます。

 1両あたりの座席数は、2人席が2列で並ぶ一般的な高速乗合バスはトイレ付き車両で40席程度ですが、この「真結」は、1人席と2人席の組み合わせが6列で18席しかありません。座席の足下には収納ボックスも用意され、手持ちのバッグなどを床に置く必要がないよう配慮したとのこと。また「添乗員」でも「バスガイドでもない」という「アテンダント」が乗務するほか、車内のサービスコーナーでは飲み物や軽食を用意。乗客の荷物を預かるクローゼットや大容量の冷蔵庫も装備する計画です。

「このバスに乗ることを、まず目的にしていただきたいと思います。そして『日本の観光バスはこういうこともできるんだ』というインパクトを与えたいと考えています」(神姫バス、長尾 真社長)

 このバス車両を使って行われるツアーについて、詳細はまだ未定ですが、「日本の素晴らしい四季や名所、景色を最適な時期にご案内」し、これまでのバスツアーではあまり例のない1週間程度の旅程も考えているといいます。

 ツアー代金については、やはりまだ未定ながら、6泊7日の旅程では走行距離3000kmで、1人30万円を想定しているとのこと。ちなみに、JR九州の豪華クルーズトレイン「ななつ星in九州」は1泊2日、2名1室で1人25万円からです(第9期)。

 現在、日本のバスツアー業界ではこの神姫バスツアーズ「真結」のように、「高付加価値化」の動きが目立ち始めています。

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最終更新:6月6日(月)11時0分

乗りものニュース

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