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熊本県総体・体操、佐賀で開催 全力ぶつけ美技競う

佐賀新聞 6月5日(日)11時25分配信

 熊本地震の影響で熊本市で行われる予定だった熊本県高校総体・体操競技が4日、佐賀市の県総合体育館であった。地震の被害で練習も制限された選手たちが、全力をぶつけ美しい技を競い合った。

 会場として予定されていた熊本市の熊本県立体育館が避難所として使用され、駐車場の液状化など被害で利用できないことから、4月下旬に佐賀県に代替開催を依頼し実現した。

 熊本県内でも会場を探したが、床の競技フロアが用意されている所がなかった。九州大会、インターハイへつながる予選でもあるため、正規の設備のある会場で開催できることが決まり、関係者も安どしていた。

 前日に開会式を行い、この日1日で競技を行ったが、設備の違いから種目のローテーションを変えるなど工夫して進行した。無事県大会が開催でき「佐賀の関係者に感謝したい」と熊本県高体連体操専門部の安藤博明専門委員長は話す。

 地震で練習にも影響が出るなど選手たちの気持ちも揺れた。女子団体を制した有明高の今村実李主将は「総体がどうなるか心配だった」と無事競技を終え、ほっとした様子。次の九州大会も佐賀開催で「完璧な演技を見せたい」と気合を入れた。

最終更新:6月5日(日)11時25分

佐賀新聞