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アユ遡上調査、今年は7匹 さいたまの綾瀬川、豊かな川の恵み証明

埼玉新聞 6月5日(日)10時30分配信

 埼玉県さいたま市岩槻区加倉の綾瀬川で、県の専門家とNPOエコロジー夢企画(三井元子理事長、本部・東京都足立区西綾瀬)によるアユの遡上(そじょう)調査が4日、行われた。旧日光御成道の下に架かる大橋井堰(せき)の下流側で、午前9時から四手網による採取を行い、午後3時までにアユ7匹を捕まえた。いずれも5~6センチの稚魚。

 ほかにスズキ、ボラ、ヌマチチブ、マハゼ、オイカワなど多彩な魚が採れた。約10種類で計101匹になり、豊かな川の恵みを証明した。今の時期、同堰では約3メートルの高さに水がせき止められ、アユはこれ以上、上流に上れない。

 昨年の同時期に、この場所で行った調査では、アユは2匹だった。調査した環境科学国際センター自然環境担当主任専門員の金沢光さん(62)は「昨年に続きここまで東京湾からアユの稚魚が遡上していることが確認できた。大きな成果だ」と話した。

 NPOの三井さんと池野恵子さんが四手網を操作。2人は「網を上げるたびに収穫があるので楽しい」「自然に囲まれているようで心地よい」と話していた。

最終更新:6月5日(日)10時30分

埼玉新聞