ここから本文です

2人のロペスが、スペインに26年ぶりのグランドスラム・タイトル [全仏テニス]

THE TENNIS DAILY 6月5日(日)15時0分配信

 フランス・パリで行われている全仏オープン(5月22日~6月5日)の大会14日目、男子ダブルス決勝。

フェリシアーノとマルクのロペス・ペアがグランドスラム初優勝 [全仏オープン]

 フェリシアーノ・ロペスとマルク・ロペスのスペイン・ペアが、ボブとマイクのブライアン兄弟(アメリカ)の、17番目のグランドスラム・タイトル獲得を阻み、グランドスラム初優勝を遂げた。どちらにとっても単複で初タイトルとなる。

 第15シードのロペス/ロペスは、第5シードのブライアン兄弟を6-4 6-7(6) 6-3で倒し、26年ぶりにロラン・ギャロスの男子ダブルスで優勝した、スペイン人ペアとなった。ふたりは、グランドスラムではこれ以前に一度しかいっしょにプレーしたことがなく、この決勝に進むまでも、かなり苦労している。

 彼らは準々決勝で、2014年大会優勝のジュリアン・ベネトー/エドゥアール・ロジェ バセラン(ともにフランス)に握られた6つのマッチポイントを凌がなければならなかった。また、準決勝では、昨年優勝のイバン・ドディグ/マルセロ・メロを破るために、3セットを戦わなければならなかった。

 史上もっとも成功を収めたダブルスペアであるブライアン兄弟は、2003年と2013年の優勝に続く、レッドクレーでの3度目のタイトルを狙っていた。

「僕らが辛いのは、ビッグなトロフィを手にすることができないと大打撃になることだよ。僕らの基準はいつも高く、それが時々ことを楽しくないものにするんだ」とボブ・ブライアン。「重荷だよ。僕らはたった今も痛みを感じている。僕らは(準優勝の)四角いプレートを手にコートをあとにすることから、どんな慰めも得ることはない」。

 フェリシアーノ・ロペスが、最後のポイントをサービスエースで締めくくった。その瞬間、ふたりは歓喜のあまり、レッドクレーの上に仰向けに倒れた。
「男子ダブルスの最強ペアを相手に、初めてのグランドスラム・タイトルを獲るということが何を意味するか、想像できないだろう」とフェリシアーノ・ロペスは言った。

 彼らが勝利を収めたことで、フランス人の二コラ・マウにも恩恵がある。マウは来週のダブルス・ランキングで、初めて首位に立つのだ。

 ブライアン兄弟は、セットカウント1-1とする前に、タイブレークでマッチポイントをセーブした。しかし第3セットは、ロペス・ペアのほうがリターンで勝り、彼らは3つあったブレークポイントのうち2つをものにして勝利した。

「グランドスラム大会で優勝する、というのは本当に素晴らしいこと。僕は自分の履歴書に、グランドスラム大会での勝利を記載してはいなかった」とマルク・ロペス。「ロラン・ギャロスは、僕がもっとも好きな大会。もう、かなり長い間そうだった。子供の頃、僕は偉大なチャンピオン、スペイン人のチャンピオンたちの試合を見ていたんだ」。

 過去に全仏オープンの男子ダブルスで優勝したスペイン人ペアは、1990年のセルジオ・カサル/エミリオ・サンチェスがいる。(C)AP (テニスデイリー/THE TENNIS DAILY)

最終更新:6月5日(日)15時0分

THE TENNIS DAILY