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【MLB】上原浩治、ここまで防御率4.57も…Rソックスは「復調すると確信している」

Full-Count 6月5日(日)18時48分配信

首脳陣の信頼は揺らがず、「一流のセットアッパーであると信じて疑わない」

 今季からセットアッパーに配置転換となったレッドソックスの上原浩治投手が、波に乗りきれずにいる。3日(日本時間4日)のブルージェイズ戦では、2点を追う8回から2番手で登板し、1死からスモークを四球で歩かせると、続くトラビスに2ランを被弾。チームにとっても痛い2失点となり、試合は2-5で敗れた。

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 ここまで23試合に登板して2勝2敗、防御率4.57。例年に比べると、上原らしくない数字が並ぶ。ただ、首脳陣がベテラン右腕に寄せる信頼は揺らいでいない。MLB公式サイトは「レッドソックスは上原が復調すると確信している」とのタイトルで特集を組んだ。

 記事では、首脳陣が抱く上原への信頼について、「スランプにもかかわらず、未だレッドソックスは右腕が一流のセットアッパーであると信じて疑わない。上原は41歳だが、レッドソックスは彼が一流のセットアップであり続けると確信している」と説明している。

 一方で、実際の状況については「最近のスランプが心配の種となっている」と懸念を示す。上原の現在の防御率4.57は、6月3日時点としては「2010年にブルペンに入ってから最も悪い数字」と指摘。また、レッドソックス加入後で見ても、この数字より悪かったのは今年4月18日時点の4.91だけで、リリーフに転向した2010年以降、昨年までに上原が325試合に登板し、防御率2.08を記録していたことも紹介している。

コンディションに問題はなし、指揮官は「何が原因なのかは、よく分からない」

 ベテラン右腕のコンディションを維持するため、レッドソックスは起用法に細心の注意を払っているという。記事の中で、カール・ウィリス投手コーチは「彼を気にかけるようにしているよ。リリーフとして活躍してもらうためにね。彼の仕事量、球数は十分把握している。そこに上原を疲弊させるような要因は何一つとして見当たらない」と話している。成績が上がらない理由は、コンディションにあるとは考えていないようだ。

 また、特集では、上原が最近7度の登板で2ランを3本浴びていることに言及。ジョン・ファレル監督は、ウィリス投手コーチと同じようにコンディションには問題がないと分析しつつ、スプリットの精度に懸念を示したという。記事では「監督のジョン・ファレルとウィリスは上原はスプリットが冴えないと苦しい状況に立たされると指摘した」としつつ、指揮官の以下のコメントを伝えている。

「昨晩(3日のブルージェイズ戦)、彼の球速は少し落ちていたね。スプリットにもばらつきがあった。高い影響力を持つ選手が調子を崩すと心配の種になるものだよ。でも、故障や登板過多でない限り、フィジカル面に問題はない。何が原因なのかは、よく分からないんだ」

 裏を返せば、スプリットの状態が戻ってくれば、上原が本来の支配力を発揮すると見ているようだ。首脳陣は年齢に対する不安は抱いておらず、一時的な不調を脱すれば本来の姿に戻ってくれると信じているだけに、ここから安定感のある投球を見せたいところだ。

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

最終更新:6月5日(日)19時1分

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