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韓国の人気バンド、続々とヨーロッパのロックフェスティバルに

ハンギョレ新聞 6月5日(日)12時29分配信

スルタン・オブ・ザ・ディスコは
イギリスのグラストンベリーへ
DTSQ、デッドボタンズ、ウィーダンスは
スペインのプリマベーラプロに招待

 韓国のバンドの海外ロックフェスティバルへの進出が活発になっている。スルタン・オブ・ザ・ディスコが世界的なロック・フェスティバルとして知られるイギリスのグラストンベリー(6月22~26日)の舞台に立つ。二人組ロックバンドのデッドボタンズ、二人組ダンスロックバンドのウィーダンス、サイケデリック・パンクロックバンドのDTSQは、インディーバンドを発掘する行事、スペインのプリマベーラプロ(Primavera Pro)「ザ・ネクスト・ビッグ・シング」に公式に招待され、6月2~3日に舞台に立つ。スルタン・オブ・ザ・ディスコは電話で、デッドボタンズとDTSQはメールを通じて興奮した気分を伝えてきた。

■おもしろいけどイケてる

 ディスコをライブで演奏するスルタン・オブ・ザ・ディスコは「おもしろいけどイケてる」バンドだ。音楽を聞いただけても肩をふるわせてしまうが、演奏会場ではパフォーマンスまで加わり観客にはかなりうける。

 スルタン・オブ・ザ・ディスコのグラストンベリーへの入城は、2年前に続き2度目だ。初めて招待された時は「イタズラだと思った」(リードボーカルのナジャムス)。グラストンベリーのプログラマーがトイレに行ったついでにスルタン・オブ・ザ・ディスコの舞台を偶然目にし、交渉してきたという。スルタン・オブ・ザ・ディスコが蔚山(ウルサン)で行われた処容(チョヨン)文化祭の舞台に立った時に、ちょうど隣でミュージックビジネス関係者らが集まるアジア・パシフィック・ミュージック・ミーティング(APAM)が開かれていたのだ。

 2度も招待されたのは、彼らの“ノリ”がロック・フェスティバルの本場でも通じたためだろう。特に「パワー・オブ・オイル」のキーボードソロでホンギ(ギター)がうつぶせになってJJハッサン(ダンス)が後ろで支え、ナジャムスがその上でキーボードを演奏する“三段合体”には、東西を問わず熱狂されそうだ。

■おれたちだけ眠ってられない

 DTSQはボーカル(キム・スヒョン)、シンセサイザー(イ・ジュンソプ)、ドラム(パク・スンピョン)からなるバンドだ。パンクロックにサイケデリックといった、つかみ所のない音楽だが、楽しさでは他の追随を許さない。「予想できない音楽を作るのが好きだ。しかしみんなに難なく近づけられるよう調節する」

 プリマベーラへの招待のメッセージが届いたのは真夜中。キム・スヒョンとイ・ジュンソプは体を震わせながら「信じられない」と文字メールを送りあい、興奮して眠れなかった。文字メールを送っても寝ていたパク・スンピョンは電話で起こして眠れないようにした。フランスのフェスティヴァル・デ・ニュイ・ソノーとイギリスのリバプール・サウンドシティの公演を終えた後、プリマベーラを訪ねる。「プリマベーラでは韓国のクラブで公演している時のように自分らのありのままの姿を見せたい」と覚悟を仄めかした。

■これが地獄のツアー

 ギター(ホン・ジヒョン)とドラムス(イ・ガンヒ)で強力なサウンドを出すロックバンドのデッドボタンズは、1枚目の正規アルバム「サム・カインド・オブ・ユース」をヨーロッパで発売してツアーを進めている。「先日、スイス、フランス、ドイツでのツアーを終え再びイギリスに戻った。ロンドン、マンチェスター、リバプールで公演してスペインに移動する」

 青少年期をエクアドルですごしたイ・ガンヒは、ヨーロッパツアーが終わったらスペインに行きたいと思っていたところだった。「プリマベーラに行きたいとメンバー同士で何度も話してきたので、招待されてびっくりした。プリマベーラに来るブラックリップスは大好きだ。ツアーで来韓したのに見れなかったデストロイヤーもこの機会に見られる」。彼らのツアーはフェスティバル参加後も続く。
ク・ドゥルレ記者(お問い合わせ japan@hani.co.kr )

最終更新:6月5日(日)12時29分

ハンギョレ新聞