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中平さんが防衛果たす 北日本将棋名人戦

北日本新聞 6月5日(日)10時57分配信

 第48期北日本将棋名人戦の名人位決定三番勝負が5日、北日本新聞社で行われ、第47期名人の中平寧(やすし)さん(30)=富山市北代新、会社員=が、挑戦者で北日本将棋永世名人の桶屋郁夫さん(48)=黒部市三日市、小学校教員=に連勝し、防衛を果たした。日本将棋連盟富山支部主管。

 持ち時間各1時間、秒読み1分で行われた。中平名人は昨年、タイトルを奪取。名人位の獲得は通算7度目となる。

 4年連続の顔合わせとなる三番勝負の第1局は、角換わり相腰掛け銀で始まった。中盤まで先手の桶屋さんが優勢だったが、決め手を生かし切れず、終盤で中平名人が形勢を逆転。130手で先勝した。

 第2局は先手の中平名人が三間飛車、桶屋さんが右四間飛車で臨んだ。長い中盤が続いた後、中平名人がわずかな隙を突いて猛攻。桶屋さんは粘りを見せたが、中平名人が強手を放って寄せ切り、113手で制した。

 タイトルを防衛した中平名人は「第1局は劣勢だったが互いにミスを連発し、運良く勝てた。第2局は気持ちに余裕が生まれ、気負いなく臨めた」と笑みを見せた。

 桶屋さんは「緩みが出たところをうまく指された。自分なりの指し方をもっと追求し、レベルアップしたい」と話した。

北日本新聞社

最終更新:6月5日(日)10時57分

北日本新聞