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常願寺川河川敷の生態系守れ 中央農高生が外来種駆除 

北日本新聞 6月5日(日)21時56分配信

 中央農業高校(富山市東福沢・大山、仲井章校長)の1~3年生約60人が5日、同市大山地域と立山町の常願寺川両岸の河川敷で、特定外来生物のオオキンケイギクの駆除に取り組んだ。今後、摘み取った花びらを使ったクッキーやケーキの販売を計画している。

 中央農業高校は2012年から近くの片山学園高校(同市東黒牧・大山)と共に「河川環境を守り隊」として活動。立山町と国土交通省富山河川国道事務所の協力を受け、常願寺川でオオキンケイギクの駆除や清掃に取り組んでいる。

 オオキンケイギクは北米原産で、5~7月に黄色の花を咲かせる。1880年代に観賞用として輸入されたものが野生化した。繁殖力が旺盛で生態系を乱すとして、栽培や販売が禁止されている。

 5日は、生徒が3グループに分かれ、雷鳥大橋から新常願寺橋にかけての周辺約3キロの一帯で作業した。軍手を着けた生徒は、花を摘み取ったり、根こそぎ引き抜いたりした。菅原歌音(かおん)さん(1年)は「外来種から日本の花を守りたい」と話した。

 加工品開発では、花びらを乾燥させた後に粉砕し、クッキーやケーキの生地に練り込む。オオキンケイギクが特定外来生物であることを訴えるパッケージも検討している。

北日本新聞社

最終更新:6月5日(日)21時56分

北日本新聞