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地の粉山に輪島塗振興誓う 先人の労苦しのび漆祖祭

北國新聞社 6月5日(日)3時38分配信

 輪島漆器商工業協同組合の漆祖祭(しっそさい)は4日、輪島市河井町の地(じ)の粉(こ)山で営まれ、約40人が先人の労苦をしのび、業界振興へ誓いを新たにした。

 「地の粉発見の碑」前で神事が行われ、日南尚之理事長、梶文秋市長、森正樹市議会議長、宮下正博県議会議長、里谷光弘輪島商工会議所会頭、小森邦博輪島塗技術保存会長らが玉串をささげた。

 日南理事長は「後継者の育成や原材料の確保、景気の状況など課題が山積しているが、一丸となって一つ一つ解決していきたい」と決意を示した。

 輪島塗は地の粉(珪藻(けいそう)土(ど))と漆を混ぜて塗ることで、製品の強度が増す。漆祖祭は先人による地の粉の発見をたたえ、営まれている。

北國新聞社

最終更新:6月5日(日)3時38分

北國新聞社