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大漁祈願を白山に 平安期からの大祭

北國新聞社 6月5日(日)3時38分配信

 白山比咩神社の御贄講(みにえこう)大祭は4日、白山市の同神社で行われ、県内の漁業関係者約120人が大きなタイやワカメ、昆布などの海産物を奉納し、白山の神に海上安全と大漁満足を祈願した。

 村山和臣宮司が祝詞を奏上し、献幣使(けんぺいし)を務める県漁業協同組合金沢港支所の浜田満副運営委員長が祭文(さいもん)を読み上げた。2人の舞女(まいひめ)がタイをつり上げる所作を神楽にした「大漁神楽」を幽玄に舞い、同組合美川支所の8人が祝い歌「御酒(ごんしゅ)」を奉納した。

 大祭は平安時代の1016(長和5)年に、加賀の七浦七湊から御贄の献進があったことから始まったと伝わる。漁師にとって、白山は古くから海上で自らの場所を確かめる指標となり、信仰されている。

北國新聞社

最終更新:6月5日(日)3時38分

北國新聞社