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為替の影響が少ない銘柄などは引き続き堅調な動き、値動きのいいものに目先筋の買いは集まりそう

ZUU online 6月6日(月)8時0分配信

おはようございます。関東甲信越地区も梅雨入りということで雨の季節となって来ました。株式市場も週末に大きく円高に振れたこともあって、下値を試す動きになりそうです。「何故円高だと株が下がるのですか?」というような質問も良くいただくのですが、素朴な疑問の意味も分かります。しっかりとこうした事象を見極めながら投資をしていくということも大切でしょう。

円高だから株を売られなければならないというわけでもないのですから、足元円高になったからと悲観的になりすぎる必要もないと思います。「円高」なのか「ドル安」なのか、そして個々の企業への影響はどうなのか?などを考えながら、「森を見て」「木を見て」対処して行けばいいと思います。

週明けの日本市場は米国株は下げ渋ったものの、大きく円高に振れたことや夜間取引やシカゴ市場で日経平均先物が大きく売られたことから売り先行となりそうです。ただ、円高がさらに進むような材料があるということでもなく、週末の先物・オプションのSQ(特別清算指数)算出を控えての波乱から下げが加速されるということがなければ、下げ渋りも見られると思います。為替の影響が大きい銘柄などは手仕舞い売りや見切り売りに押されるものも多いのでしょうが、為替の影響が少ない銘柄などは引き続き堅調な動きも見られそうです。幕間つなぎ的に小型銘柄の値動きのいいものに目先筋の買いは集まりそうです。

16,500円水準で下げ止まるかと思ったのですが、夜間取引では想定以上に売られました。ただ、シカゴ市場で若干戻していることもあり、16,300円前後で下げ渋りとなれば、底堅さを確認してすぐに16,500円水準までは戻りそうです。結局は16,500円を挟んで前後500円ということなのでしょうが、16,000円台後半での動きが中心となってくるのではないかと思います。

■本日の投資戦略

先週末の日本市場は反発となりましたが、ファーストリテイリング <9983> や食品株などが高く、指数を押し上げたという感じです。本日の日本市場は週末に大きく円高となったことから下値を試す動きとなりそうです。それでも16,300円水準で底堅さが確認され、円高が進むということでもなければ、すぐに16,500円水準までは戻るのではないかと思います。今週は先物・オプションの「メジャーSQ(特別清算指数)」算出を控えており、波乱もありそうですが、為替が落ち着けば、ということなのだと思います。

相場全体としては冴えない展開になりそうですが、先週の食品株の動きなどを見ていると株式市場に流入している資金がないということでもなさそうです。相場全体を一気に押し上げるには先物主導、為替次第ということなのでしょうが、小型銘柄だけでなくても個別に6月権利付きの好決算銘柄、あるいは高配当・好優待銘柄などが物色されそうです。

清水 洋介(しみず ようすけ)
証券経済アナリスト。大和証券、ソシエテジェネラル証券、マネックス証券を経て投資情報サービス会社「ピクシスリサーチ」を設立 (現・アルゴナビス)、「チャートの先生」「投資のプロ」として、講演やセミナー活動を活発に開催。テレビや雑誌などでも投資についての解説、講義なども行っている。メールマガジンも配信中。

※当記事は、証券投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。

最終更新:6月6日(月)8時0分

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