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室屋(福島在住)日本人初V 千葉でレッドブル・エアレース

福島民報 6月6日(月)9時37分配信

 「空のF1」と呼ばれる軽飛行機の世界最高峰レース「レッドブル・エアレース・ワールドチャンピオンシップ2016第3戦」最終日は5日、千葉市の幕張海浜公園で本選を行い、福島県福島市在住のパイロット室屋義秀選手(43)が日本人で初めて優勝した。市内の農道空港「ふくしまスカイパーク」を拠点に訓練を重ねており、世界のエアレースファンに向けて「福島」の名を発信した。
 本選は1対1でタイムを競う勝ち上がり戦で順位を決めた。室屋選手は1回戦「ラウンドオブ14」で今季通算4位のカナダ人選手を破り、準決勝「ラウンドオブ8」は全8選手中1位のタイムで勝ち上がった。決勝「ファイナル4」は2位とわずか0・105秒差の1分4秒992で制し、今季順位は11位から4位に上がった。 
 室屋選手は1回戦で機体から煙が出ないトラブルに見舞われ、タイムを減点された。ふくしまスカイパークに軽飛行機の研究開発施設を整備している自動車部品会社サード(本社・愛知県豊田市)の技術者らが準決勝までの間に素早く修理し、初優勝に貢献した。 
 第3戦は今季唯一の国内戦で、日本開催は昨年に続き2回目。世界のトップパイロット14選手が出場した。通常は予選の順位で本選の組み合わせを決めるが、4日の予選が悪天候で中止となったため今季の通算順位に応じて本選を行った。 
 室屋選手は今季の2レースとも振るわず早々に有力選手と対戦する不利な条件を克服し、見事栄冠をつかんだ。 
 今季は10月まで全8戦を繰り広げる。第4戦は7月16、17の両日、ハンガリーのブダペストで行われる。 

福島民報社

最終更新:6月6日(月)10時31分

福島民報