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DVを訴えると「世間」はこうバッシングする ジョニー・デップ離婚報道

BuzzFeed Japan 6月6日(月)7時23分配信

ジョニー・デップと15ヶ月の結婚生活の後、裁判所に離婚を申し立てたアンバー・ハード。デップのドメスティック・バイオレンス(DV)を訴え、裁判所はデップに対してハードへの接近を禁止する命令を出した。

ハードのほほにはアザ。アンバーの弁護士によると、デップが電話を投げつけたときにできたと主張している。

デップはコメントを出していないが、デップの弁護士はハードに対して「虐待を主張することで早々に金銭的解決を手に入れようとしている」と非難している。

ハリウッドの超有名カップルの離婚訴訟とあって、DV問題に大きな注目が集まる。ハードが偽証している可能性もある。デップがハードに暴力を振るったのか、両者の意見は食い違ったままだ。

だが、ハードに対する様々な反応は、世間がどうDV被害を主張した女性を批判するものなのかを示した。

よくあるのは、加害者は「DVするように見えない人」なので、虐待をするはずがないという反応。

虐待する人間は「怪物」のような人間であって、公共の場で魅力的に優しく振舞う人間が暴力を振るうはずがないという「神話」だ。

「虐待者は特定の『タイプ』の人間だという危険な考え方が未だにあります。千数百メートル遠くからでも見分けられるという」。DV被害に詳しいWomen’s Aid の担当者はBuzzFeed Newsに話した。

「DVの実態はもっと複雑です。とくに、暴力が身体的なものでない場合。DVは社会のどの領域にもあります。典型的な被害者や虐待者がいるわけではないのです」

こうした「神話」は、訴えられる側が有名で人気のある人物の場合に強固なものとなる。

DVで訴えられたり、有罪となったりする人間は、「いかにも虐待しそうな人」には見えないこともある。チャーリー・シーン、クリス・ブラウン、クリスチャン・スレーター、ビル・コスビー。しかも、虐待を訴えられることで、イメージが壊されたり、キャリアの道を閉ざされたりすることは珍しい。

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最終更新:6月6日(月)9時16分

BuzzFeed Japan