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生活困窮者に食料を 社会福祉協議会がフードバンク事業

両丹日日新聞 6月6日(月)8時0分配信

 京都府の福知山市社会福祉協議会(松田規会長)は、生活困窮者に無償で食料を提供する「生活困窮者フードバンク事業」に今年度から取り組んでいる。困窮者の相談窓口となっている市と協定を結び、対象者の情報提供を受けるなど連携していく体制を整えた。

 昨年4月から施行された「生活困窮者自立支援法」に先駆け、2014年12月から市が「親の介護で仕事を退職したが生活できるか不安」「病気で働けない」「収入がなく、生活ができない」といった人たちの相談窓口を市役所1階に設置した。昨年度は約260件の相談があり、なかにはその日の食べ物に困っているという相談者もいて、民生委員に協力を求めることもあったという。

 こういった実態を知った市社協が、今年度からフードバンク事業を実施。市の相談窓口で食料支援が必要と判断されると、社会福祉課職員と支援対象者が市社協へ行き、食料を受け取れる仕組みにした。食料支援は一時的な処置で、市は並行して自立に向けた支援の取り組みを進める。

 市民や事業者から缶詰やインスタント食品、レトルト食品など保存性が高いものを募っていて、松田会長は「市民、市、社協が協力して困っている人を支援する取り組みです。協力をお願いします」と呼びかけている。

 問い合わせは電話0773(25)3211の市社協へ。

両丹日日新聞社

最終更新:6月6日(月)8時0分

両丹日日新聞