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日ハム大谷、日本最速163キロは「失投」!? 「未知のスピードではない」

Full-Count 6月6日(月)7時33分配信

自身が持つ公式戦最速を更新も…「投げた瞬間にど真ん中だったので」

 日本ハムの大谷翔平投手が5日の巨人戦(東京ドーム)で日本最速163キロをマークした。2点リードの4回1死満塁、打者はクルーズ。1ボール2ストライクからの4球目で自身が持つ公式戦最速を更新。ファウルとされたが、続くカーブで併殺に仕留め、ピンチを切り抜けた。

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 投球では今季4度目の2桁三振を奪い、自身3連勝となる4勝目。バットでも5番でスタメン出場し、1点リードの3回無死満塁で中犠飛。6回先頭の右前打で15試合連続安打と自己最長を更新した。

 チームは6-2で逆転勝ちし、2位のロッテと0.5ゲーム差。投打で圧巻の活躍を見せた二刀流右腕は、充実感を漂わせて振り返った。

――試合を振り返って。

「いいゲームだったと思います」

――「5番・投手」で先発した。イニング間の準備など時間の使い方は難しかったか。

「特にキャッチボールはしなくていいと思っている。(初回の大田の先頭打者弾は)それが原因ではないと思ってます。ただ単にボールが甘かった」

――国内最速163キロをマークした。

「投げた瞬間にど真ん中だったので、打たれるかと思ったんですけど。本当は空振りを取りに行きたくて、低めを狙ったんですけど、真ん中にいってしまった。ファウルになって良かった。真ん中だったので失投ですね」

163キロは「投げた時は分からなかったです。見てなかったので」

――序盤は140キロ台の直球もあった。

「得点圏に走者を置いてから、力を入れるようにしました。163キロを出した時も真ん中でもファウルを取れる保険をかけるようにしている」

――日本最速と知ったのは。

「投げた時は分からなかったです。(スコアボードの球速表示を)見てなかったので。さっき(試合後に)聞きました」

――日本最速球の直後に122キロのカーブでクルーズの併殺打に打ち取った。

「僕の頭の中になかった球。(捕手の大野)奨太さんが出してくれた。低さはいいところにいっているので、ああいう形になった」

――序盤は球速を抑えていた。

「今日は1人でいくつもりだった。なるべく最初は抑えめに投げました。早い段階で逆転したので、そこからは力を入れて投げました。なるべくこちらの流れでいきたかった」

――以前に「スピードで勝てるわけではない」と言っていた。その考えは変わらないか。

「ただ、ピンチでは(剛速球は)効果的。いつも厳しいところに投げられるわけではないので。球速の保険をかけながらファウルを取りにいけるのはいいかと思います」

――投球全体を振り返って。

「スライダー、カーブ、フォークも良かったと思います。要所要所でフォークが浮いていたので危なかったけど、全体的に良かったと思います」

――巨人戦は初勝利。巨人打線に対し、意識したことは。

「坂本さんの前に走者をためないことを意識しました。あとは各打者に長打がある。東京ドームで投げてますし、出来るだけ三振を取れるようにしました」

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最終更新:6月6日(月)7時46分

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