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不適切なホテル宿泊費6件、飲食費14件…「別荘は売る」都知事が示した斜め上のけじめ

ログミー 6月6日(月)20時54分配信

2016年6月6日、東京都知事・舛添要一氏が自身の政治資金規正法違反疑惑について、元検事の弁護士2名による調査結果報告を行いました。弁護士の森本哲也氏は、調査結果で政治資金の支出として「不適切」とされたホテル宿泊費6件、飲食費14件の内容について報告。弁護士の判断を受けた舛添氏は、今後の都政および自身の進退について記者からの質問に答えました。

「不適切」と認められたホテル宿泊費は合計6件

森本哲也氏:宿泊・飲食につきましては、みなさんのお手元にある報告書の末尾の別表に詳細に記載しております。それをよく読んでいただければと思うんですが、ここではかいつまんで概訳を説明させていただきます。

まずは宿泊です。現在、大きく報道されている、千葉県木更津市のホテルでの宿泊も含めて合計6件について是正の必要性があると判断いたしました。

ここでは時間が限られておりますので、詳細には説明できませんが、この6件の不適切と判断したものについて、説明させていただきます。

別表1の項番4番。平成22年の8月20日、下関市のホテルでございますが、これは舛添氏は家族を同伴してます。

この際、支援者である友人も合流しておりますので、支援者との会合という側面はございますが、主たる目的は家族旅行であったと解釈するのが合理的でございますので、政治資金を用いたことについては適切であったと認めるのは困難だと。

続きまして項番5。大阪市内のホテルでございます。これも舛添氏が家族同伴で大阪市におもむいております。

テレビ出演、支援者との会合等、それらの行事があったことからすれば、政治活動に無関係であるとまでは言えません。

しかしながら、家族同伴で出ること、支援者との会合ということが娯楽施設で行われていたという事実に鑑みますと、主たる目的は家族旅行であったとするのが合理的でございますので、政治資金を用いたことは適切であったとは認められない、という結論であります。

続きまして項番9。横浜市のホテルでございます。これも舛添氏が家族を同伴して1月1日から1月3日まで宿泊したものでございます。

舛添氏の説明によりますと、宿泊期間中、神奈川県の政治家との会合を行ったとのことでございます。この説明を前提にすれば、政治活動とまったく関係がないとまでは言い切れません。

しかし、客観的には家族旅行期間中に、短時間だけほかの政治家と意見交換をしたということに過ぎず、全体として考察しますと、私的な宿泊であったと言わざるをえないため、政治資金を用いたことは適切であるとは認められない、という結論でございます。

続きまして、項番16でございます。栃木県日光市の旅館での宿泊でございます。こちらも家族同伴で動いておりますが、舛添氏の説明によりますと日光市内にある美術館の館長から芸術家の展覧会に招待され、関係者とともにこの展覧会を鑑賞後、家族とともに旅館に宿泊したと。

この芸術家というのが、舛添氏が得意とする日・仏交流、この観点から重要な人物であるという意味で政治活動に無関係と断言することはできません。

しかしやはり、他の宿泊と同様に主たる目的は家族旅行であったと解釈するのが合理的であると思いますので、政治資金を用いたことは、適切であったとは認められないという結論でございます。

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最終更新:6月6日(月)20時54分

ログミー

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