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LME亜鉛価格、10カ月ぶりの高値に

鉄鋼新聞 6月6日(月)6時0分配信

 ロンドン金属取引所(LME)非鉄市況は現地2日、上下動の材料に乏しい中で、軒並み小幅なレンジ内での値動き。一方、亜鉛は需給タイト感を受けて大幅上昇し、昨年8月以来約10カ月ぶりの高値を付けた。

 銅は前日比1ドル安の現物4600ドル(前場、セツルメント価格)、先物4580ドル。取引序盤から4600ドルを挟んで横ばい推移。その後、欧州株価が軟調に転じると、次第に値下がりして引けた。
 アルミは同15ドル高の現物1559ドル、先物1545ドルと序盤は今週の高値となる1580ドルを試す場面もみられたが、終盤にかけて反落。前日比29ドル下回って引けた。鉛は同53ドル高の1727ドル、先物1714ドルと5営業日続伸。
 亜鉛は同87・5ドル高の現物1994ドル、先物1973ドルと、6営業日続伸。一時は前日比1・7%高の2004ドルを付けた。上昇トレンドの背景には、世界的な亜鉛鉱山の減産・閉鎖に伴う供給不足観測がある。
 英商社トライランド・メタルズによると、今年の亜鉛需給は28万8千トンの供給不足(前年は10万5千トンの需要超過)となる見通し。指標となるLME亜鉛在庫は足元で37万8725トンと、年初比約2割減少した。

最終更新:6月6日(月)6時0分

鉄鋼新聞