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Skypeを生んだ“デジタル優等生“、エストニアのスタートアップシーン

SENSORS 6月6日(月)16時0分配信

5/31~6/1にバルト三国エストニアで開催された、エストニア最大のテックカンファレンス:Latitude59のレポートをお届けする。実はデジタル先進国であり、Skypeが生まれた国でもあるエストニアのスタートアップシーンとは。

なぜエストニア?と思う方もいるかもしれないが、旧ソ連からの独立後、いち早く大胆な政治経済のデジタル改革を行い、基本的人権の一つとして「インターネットへのアクセス」があり、世界で唯一国政レベルでの電子投票を実施したり、会社登録などもオンライン完結できるなど、様々な分野でのデジタル化を推し進めており、世界随一のデジタル先進国である。 世界中の人々が利用しているビデオコミュニケーションツール“Skype“が生まれたのもここエストニアだ。
そんなバルト三国内最大のテックカンファレンス、Latitude59は世界中からスタートアップ企業、投資家が多く集まるネットワーキングの場として毎年5月に開催されている。規模で言うと大きいとは言えないが濃厚なディスカッションが繰り広げられる。今年は1,500名以上が世界中から参加し、計37社がデモエリアに出展。

今年は「バーチャル国家」、「AI 人工知能」、「VR/AR」、「IoT」の4つをテーマにセッションが繰り広げられた。
オープニングスピーカーにはエストニア政府、Taavi Roivas(ターヴイ・ロイヴァス)首相が登壇し『デジタル先進国として今後も多くのチャレンジに立ち向かう準備はできている』と言う。e-Residency(エストニア人以外でエストニアでビジネスを行えるようにバーチャル住民として登録できる)だけでなく、先々週発表の新スタートアップビザではバーチャル住民ではなくリアルでのグローバルスタートアップ企業の受け入れを行うという。よりデジタルに注力することを宣言した。

他にも「5年後の世界」をテーマに世の中に大きな衝撃を与えるであろうスタートアップ企業がプレゼンを行った。
エストニアのスタートアップStarship TechnologiesはEx-Skyper(元スカイプ社員)が“宅配ロボット“を開発。 ロボットは人が歩く同じスピードで半径4.8キロ以内であれば30分以内に配達が可能。2016年5月23日時点、5292kmの公共道路を走行し、事故ゼロ。ロボットにはセンサーだけではなくカメラが搭載されているために宅配玄関先まで確認することが出来る。
食品宅配やテイクアウト宅配は最初のサービス内容として2017年にアメリカにて宅配サービスを開始する。

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最終更新:6月6日(月)16時0分

SENSORS

TEDカンファレンスのプレゼンテーション動画

暗闇で光るサメと驚くほど美しい海洋生物たち
波のほんの数メートル下で、海洋生物学者であり、ナショナルジオグラフィックのエクスプローラーかつ写真家のデビッド・グルーバーは、素晴らしいものを発見しました。海の薄暗い青い光の中で様々な色の蛍光を発する驚くべき新しい海洋生物たちです。彼と一緒に生体蛍光のサメ、タツノオトシゴ、ウミガメ、その他の海洋生物を探し求める旅に出て、この光る生物たちがどのように私たちの脳への新たな理解を明らかにしたのかを探りましょう。[new]