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【MLB】岩隈久志、不運5敗目も完全復調 「必要としていた投球そのもの」と指揮官

Full-Count 6/6(月) 19:24配信

12者連続凡退&わずか19球で6死、復調を印象づける快投

 5日(日本時間6日)に敵地でのレンジャーズ戦に先発し、5敗目を喫したマリナーズ岩隈久志投手。だが、サービス監督は「今季最高の登板だった」と投球内容を絶賛している。球団公式サイトが伝えている。

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 岩隈が失点したのは2点リードで迎えた5回。先頭オドルにバント安打を許した後、1死一塁となったところから味方の拙守が続発した。遊撃サルディナスが平凡な打球を取り損ねると、1点を返された直後に左翼ロメロが犠牲フライの打球処理ミスと左翼前ヒットの捕球ミスを連発。さらに2点を返され、瞬く間に逆転されてしまった。

 だが、不運の5回を除けば、この日の岩隈は低めへの制球が冴え、スライダーとスプリットでコーナーを突きながら、打者に的を絞らせない本来のスタイルを取り戻した。4月は5試合に先発して0勝3敗、防御率4.65と大きく出遅れたが、5月は6試合に投げて4勝1敗。3試合で7回以上を投げ、さらに最近3試合は連勝と、調子を上げてきていた。

 8回に先頭ウィルソンを四球で歩かせて降板し、7回を4安打7奪三振1四球3失点(自責1)という成績だったが、1回に先頭プロファーにセンター前ヒットを許した後は12者連続凡退の快投。3失点した後も動揺することなく、6回を13球、7回を6球で3者凡退に斬り、完全復調を印象づけた。

味方ミスを「起こりうること」と擁護の岩隈、「みんな勝とうと思ってる」

 球団公式サイトによると、試合後の記者会見でサービス監督は岩隈の投球を絶賛したという。

「クマの仕事がいかに素晴らしかったかは語り尽くせない。チームが必要としていた投球そのもので、好調のチームを相手に、今季最高の投球をしてくれた。素晴らしい仕事をした。積極的にストライクゾーンを攻められたし、予習も十分だったね。全打者に対するプランができあがっていた。チームが本当に必要とする時に非常にプロフェッショナルな投球を披露してくれた」

 同時に5回の拙守が敗因だったことにも触れている。

「(岩隈の好投は今後が)楽しみだね。彼の努力は素晴らしい。残念ながら、今日の試合は我々が相手に白星を献上したようなものと、私は思う。間違いなく、あの回(5回)に平凡なプレーをミスした」

 ただ、試合後に地元メディアの質問に応じた岩隈は「みんな試合に勝とうと思ってプレーしている。ああいったこと(ミス)は起こりうること。あの後、みんなで無失点に抑えたし、勝つチャンスも残されていたけど、最後は一歩及ばなかっただけ」と通訳を介して話し、味方の拙守をかばったと伝えている。

 次回登板予定は10日(日本時間11日)に本拠地で行われるレンジャーズ戦の予定。地区首位ライバルとの3連戦初戦だけに、勝利を飾ってチームを勢いづけたい。

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

最終更新:6/6(月) 19:24

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