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「危険な仕事をアルバイトに押しつけるな」 韓国バイト労組が訴え

ハンギョレ新聞 6月6日(月)11時54分配信

九宜駅で死亡したキムさんの追悼から
アルバイト労組らの改善要求が拡散
非正規労働者も「外注化中断」を求める

 ソウル地下鉄2号線九宜(クウィ)駅の乗り場で安全扉(スクリーンドア)修理中に事故で死亡した19歳のキムさんを追悼する動きから、「危険な仕事を低賃金労働者に任せるな」とする具体的な改善策を要求する声が高まっている。

 アルバイト労組は4日午後、ソウル広津区九宜洞のマクドナルド九宜店前で「全国アルバイト行動」の集会を開き、「今回の事故は外注会社に安全管理を任せ、故障の事実も把握していなかったソウルメトロと、公企業の費用削減にしか関心がない政府の責任」だとし、「危険な仕事を拒否する」という声明を発表した。同日の集会で同労組のパク・ジョンフン委員長は、1日平均5人の労働者が業務中に死亡する統計を示し、「非正規雇用のアルバイト労働者の命の値段は時間当たり6030ウォン(553円)でしかない。低賃金なので命の値打ちまで置き去りにされた。私たちを燃料として使用する貪欲な列車を今すぐ止めねばならない」と声を高めた。全国アルバイト行動は同日、ソウルだけでなく大邱、光州、天安、全州、大田、蔚山の7都市で同時に行われた。彼らは「費用削減論理の行き着く果てはアルバイト労働者への危険な労働の強要」であるとし、「安全な雇用」と「最低賃金1万ウォン(約900円)」を要求した。

 同日、サムスン、SK、LG、 泰光、CNM技術サービス所属の非正規雇用労働者の権利保障、本当の社長である財閥の責任を問う共同闘争本部(以下、闘争本部)も、ソウル・汝矣島の全経連会館前で記者会見を開き、九宜駅のスクリーンドア事故の根本原因が「ソウルメトロとソウル市の外注化政策」にあると主張した。彼らは「このような外注化はサムスン電子サービス、泰光ケーブル放送、Tブロードなど、家電、ケーブル放送、通信業界に蔓延する問題」だとし、「第20代国会と政府は、これら企業の非正社員問題を解決させ、本当の社長である財閥の責任を問わねばならない」と要求した。

 一方、市民らは2日から毎日夕方、九宜駅からキムさんの焼香所が設けられた建国大病院までの2キロをロウソクを手に追悼パレードを行っている。

キム・ミヨン、イ・ジェウク記者(お問い合わせ japan@hani.co.kr )

最終更新:6月6日(月)11時54分

ハンギョレ新聞

TEDカンファレンスのプレゼンテーション動画

斬首動画が何百万回も再生されてしまう理由
昔は街の広場で、現代はYouTubeで。歴史を通じ、公開処刑には必ず人だかりがつきものでした。人が処刑というものを、恐ろしく不快に感じながらも、つい気になって見てしまうのはなぜか。フランシス・ラーソンが人間と公開処刑の歴史、中でも斬首刑に焦点を当てて解説したこのトークは、気分の良い内容ばかりではありませんが、同時に興味をそそること間違いないでしょう。