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スゲ馬に子供の成長願う 白山・瀬波でまつり

北國新聞社 6月6日(月)3時38分配信

 白山市瀬波(せなみ)地区の「瀬波スゲ馬まつり」は5日、同地区で行われ、住民や出身者が山に自生するスゲ草とウンナの木の皮を使い、市無形民俗文化財のスゲ馬を作った。

 スゲ馬は5、6歳の男児が旧暦の端午の節句に、チマキを背に乗せたスゲ馬を台車で引き、母親の実家の祖父母を訪ね、自らの成長を祝ってもらう風習で、瀬波地区では少なくとも100年以上前から伝承されている。

 風習は昭和30年代前半に一度途絶えたが、住民有志が1989(平成元)年にまつりとして復活させた。かつて高さ約3メートルの巨大なスゲ馬が地区内を練り歩いたこともあったが、近年は材料や人手不足のため、もともと作られていた高さ30センチほどのスゲ馬のみとなっている。

北國新聞社

最終更新:6月6日(月)3時38分

北國新聞社