ここから本文です

松川浦にホシガレイ1400匹 復興願い放流

福島民報 6月7日(火)11時27分配信

 福島県は6日、相馬市の松川浦にある宇多川河口付近に高級魚ホシガレイの稚魚約1400匹を放流した。東日本大震災と東京電力福島第一原発事故で中断していたが3年前に再開した。今年は約3000匹を放流する予定。
 いわき市小名浜の県水産試験場の仮設施設で昨年末から育成し8センチほどに成長した。県水産試験場の担当者が河口に放つと、黒い魚体を輝かせてゆっくりと泳いだ。
 今後、残り約1600匹を順次、放流する。県は稚魚の生き残り状況などを調査する。放流から約2年で水揚げ可能な全長30センチに達するという。
 原発事故以降、ホシガレイは国から出荷制限が指示されている。ヒラメの3倍以上の高値で市場取引されるため、県は沿岸漁業の再開、復興の追い風にする狙いで放流を続けている。

福島民報社

最終更新:6月7日(火)11時48分

福島民報