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市文化財の井戸沢断層標本を補修 いわきの田人中生ら

福島民報 6月7日(火)11時28分配信

 ふくしま震災遺産保全プロジェクト実行委員会と田人地域振興協議会は3日、福島県いわき市の田人中旧校舎で、巨大余震でずれた井戸沢断層の標本に補修を施した。同断層は先月、天然記念物としていわき市の文化財に指定された。
 平成23年4月の余震を引き起こしたとされる断層を保存する活動の一環。標本は昨年10月、断層表面に布を張り付けて、剥ぎ取った地層。作業には田人中生18人が参加した。
 生徒は竹谷陽二郎県立博物館専門員に指導を受けながら、剥ぎ取りの際に欠落した部分に石や土を慎重に張り付けていた。斎藤直教頭は「貴重な体験。生徒たちは田人の地震を語り継いでくれるはず」と話した。
 標本は12日から、地元の田人ふれあい館で展示される。

福島民報社

最終更新:6月7日(火)11時46分

福島民報