ここから本文です

南北境界線付近で中国漁船の違法操業多発 「黙認できない状態」

聯合ニュース 6月7日(火)21時41分配信

【仁川聯合ニュース】中国漁船の違法操業が見過ごすことができない水準に達している。

 中国漁船は韓国漁船が近づけない黄海上の南北軍事境界線にあたる北方限界線(NLL)を自由に越え、ワタリガニなどを乱獲する。NLL近くにある延坪島の漁師が5日、自ら中国漁船2隻を拿捕したものの、7日には中国漁船182隻が違法操業するなど、影響を受けていないもようだ。

 中国漁船が違法操業を行うNLL周辺は水産資源が豊富だが、韓国漁船は通行も操業も禁止されており、違法操業する中国漁船にとっては比類のない好漁場となっている。

 NLL付近にある5島の韓国の漁師は日没以後は操業できないが、中国漁船は真昼のように明るい照明をつけ操業を続ける。韓国の領海であるにもかかわらず、韓国の漁師は操業できず、違法操業を行う中国漁船は昼夜を問わず漁を行う状況が十数年続いている。

 また5島で操業する韓国漁師が禁じている底引き網漁などを違法中国漁船が行っていることも深刻な問題になっている。中国漁船は網目の細かい二重の網を利用して底引き網漁を行い、稚魚まで逃さずに捕獲していく。韓国でのワタリガニ漁は65ミリ以上の網目の網を利用するよう制限されているが、違法中国漁船には規制が通じない。

 仁川海洋警察関係者は「拿捕された中国漁船の漁獲物を見ると、漁獲が禁止された幅6.4センチ以下のワタリガニはもちろん、小指程度の稚魚も多い」と説明し、違法中国漁船が稚魚を捕獲することで生態系を破壊していると批判した。

 韓国の漁師が設置した漁具を盗む事件も発生している。中国漁船が漁具や漁具にかかった水産資源を盗む事例が相次ぎ、被害額の一部を国が補償する内容が含まれた5島支援特別法の改正案が昨年国会を通過した。

 中国船員は違法操業を続ける一方で、海洋警察の取り締まりに対しては命がけで抵抗する。海洋警察の接近を防ぐため、漁船の周辺に障害物を設置し、海洋警察が船に乗り込もうとすると刃物などを振り回して抵抗する。中国漁船の所有者は海洋警察に拿捕された漁船の返還を求める場合、最高2億ウォン(約1900万円)の担保金を収めなければならないが、所有者はこれを船員に分担させるためだ。

最終更新:6月7日(火)21時41分

聯合ニュース

TEDカンファレンスのプレゼンテーション動画

斬首動画が何百万回も再生されてしまう理由
昔は街の広場で、現代はYouTubeで。歴史を通じ、公開処刑には必ず人だかりがつきものでした。人が処刑というものを、恐ろしく不快に感じながらも、つい気になって見てしまうのはなぜか。フランシス・ラーソンが人間と公開処刑の歴史、中でも斬首刑に焦点を当てて解説したこのトークは、気分の良い内容ばかりではありませんが、同時に興味をそそること間違いないでしょう。